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「しめすへん」と「ころもへん」を色分けしてみた。これでもう間違えない!

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ウチの娘が悩んでました。

漢字の「しめすへん」と「ころもへん」の違いがわからない、書くときにはウンウン考えて必ず逆を書いてしまう、どうにかして、とか言ってきました。

しょうがないなぁ、お父さんの出番かい?

というわけで、娘に教えた方法をここに残しておきましょう。

意味と成り立ちを考える

漢字なんてのは、意味と成り立ちを考えたら割と簡単に覚えられるんです。部首とつくりだって一緒。それぞれに意味があるんだから、それを考えたらイッパツです。

それなのに、それぞれ字で覚えようとするから似てるモノが曖昧になってきちゃうのね。

さて、まず「しめすへん」と「ころもへん」の意味と成り立ちを考えてみましょうか。

しめすへん

「しめすへん」の元々の漢字は「示」。示すって読むから「しめすへん」。

「示」は何を表しているかと言うと、神様への捧げものを置いたテーブルを表しています。だから、しめすへんを書く漢字は神に関係する字ばっかり。

まず「神」がそうだしね。その他には「社」「祈」「福」「礼」「祝」「禍」「禅」など、すべて神が関係するものばっかりです。

ころもへん

「ころもへん」の元々の漢字は「衣」。そのまんま。

この「衣」は着物の「あわせ」を表しています。裏地をつけて縫い合わせた着物のことをあわせの着物といいますが、それのこと。漢字で書くと「袷」。やっぱりころもへん。

なので、ころもへんを書く漢字は着るものを連想させる字ばっかりですよね。

「袖」「襟」「裾」「褌」「袴」「裃」などです。「被」なんかは着物を「かぶせる」という派生した意味からきてます。

 

サラサラっと書くイメージ

さて、「しめすへん」と「ころもへん」の意味と成り立ちはわかりました。

じゃあなんで「しめすへん」は「ネ」に、「ころもへん」は「ネにチョン」って書くのか。

それはそれぞれの元の漢字「示」と「衣」を毛筆でサラサラ~っと書いて横幅をギュッと圧縮したというイメージだと分かりやすいかと。

は?イメージ以前に説明が分かりにくいよ!ってか。ハイ、説明ヘタでスミマセン。

そう言われると思って色分けしてみました。これで分かりやすいはずです。つまり、この記事のメインイベントです(笑)

これ。

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色が同じところがそれぞれ同じ部分です。これで分かりますよね?

これを頭に入れておけば、書こうと思ってる漢字の意味さえ考えたら間違えずに書けると思います。

最後に

これで娘はなんとなく納得してくれましたが、いかがでしょう?

ああ!大人になったのにまだ間違えて書いちゃうときがある!って人は参考にしてみてください。

意味と成り立ちと書き方、それらを意識しながら漢字辞典とか見るとこういうことがスッと頭に入ってきて割と面白いですよね、ええ。