めちゃんこ面白いはてなブログを見つけました。なので勝手に紹介させていただきたいと思います。
ファミコンゲームが好きな人にはかなりオススメできますよ。
主婦の勘でレトロゲームレビュー
そのブログのタイトルは『主婦の勘でレトロゲームレビュー』。
内容は、タイトル通りです。チアシードママという方が、ファミコンのパッケージを見て勘でレビューしています。
これがもう、大変自由で勝手なことを書いてて非常に面白い。レビューというか、単にボケ倒してるだけというか。
パッケージを見たまんま書いてるのでレビューがいっつも明後日の方向に飛んでいきます。どっかに飛んで行ったレビューを軌道修正することなく、最後に「ホントのゲーム内容はコメントで教えてね」で〆るまでが様式美になってますね。まるで安心して聞いていられるラジオ番組のようです。
いやぁ、いいもん見つけた!
自由な発想が羨ましい
ぼくもよくレトロゲームのことを書いたりするのはみなさん承知でしょうけども、いろいろ体験してきた身としては、どうしても「ほらほら、ぼくはこんなことも知ってるんだゼすごいだろ」って思いは出てきます。まぁ、そういうのをひけらかすために書いてる一面もありますし。
だから書いててたまに窮屈になりますよね。「このゲームのことを書くならこれも書かなきゃアレも書かないと」ってなってきちゃうんですよね。そうやって書いた記事は自分で気に入っちゃうんですけども。ちなみに一番自画自賛してるのは『ROGUE(ローグ)』の記事。
いや、どさくさに紛れて自分の記事の自慢を書いてる場合ではありませんでしたすみませぬ。
翻って『主婦の勘でレトロゲームレビュー』の記事を読んでみると、自由です。発想が。パッケージだけ見てゲーム内容に拘らなくていいんで当たり前かもしれませんが。
例えば『ドンキーコング』。
この人、このパッケージを見てこう書いてるんです。
ゴリラに改造されてしまった主人公が、一昔前の銀座のホステスみたいな女をナンパするゲームとなっています。
執拗に追いかけてくる赤い帽子を被った店長から逃げるシーンは白熱しましたよね^^
ホステスを命懸けで助けにくる店長がいるお店はいまでは珍しいですもんね。きっといい職場だったんでしょう。
いやいや、何言ってますのん?みたいな。しかもここからホステスとキャバ嬢の違いを延々と書いてます。そして最後に「どんなゲームかはコメントで教えてね」ときたもんだ。
なんという、面白さ。
最後に
とにかくこのブログは自由です、自由。
見てて清々しい、そしてなんだか羨ましい、そんなカンジです。
ぼくらベテランは、ブログを長く書きすぎてひとつ記事を書くのに色々と考えてしまうようになってしまっています。こんなの書いたらウケない、SEO的にどうだ、などなど、本来書きたいこと以外に意識を使いすぎてるんですよね。このブログを見て、そんなことを反省させられました。
さて、はたして、チアシードママさんは本当に勘で書いてるのか、実はゲーマーでわかっててボケ倒してるのか、非常に気になるところですが、まぁそこを聞くのは野暮ってもんですね。
とにかく、これからも期待して注目していきましょう。