2018年2月14日に任天堂より、Nintendo Switch Online加入者特典として『TETRIS 99(テトリス99)』というゲームが無料で配信されました。
『テトリス』の腕には多少の自身があるので遊んでみたんですが、これ、オッサンにはかなりキツいゲームでした。
『TETRIS 99(テトリス99)』とは
この『TETRIS 99』は2月14日のNintendo Directにて紹介され、その後ソッコーで配信されました。まずは、その動画をどうぞ。
あの定番パズルゲーム『テトリス®』が
Nintendo Switch Online加入者限定のオンライン対戦ゲームとして登場。
対戦する人数は、なんと99人! テトリミノ(ブロック)を消して相手を攻撃。
自分以外のすべてを蹴散らし、目指すは99人の頂点=「テト1」。
というわけで、この『TETRIS 99』は99人で同時対戦する『テトリス』です。落ちモノパズルでの対戦というのも『ぷよぷよ』以来珍しいモノではありませんが、それにしても対戦相手が99人というのはなかなかスゴい。
タイマンじゃないので攻撃の仕方もさまざまで、邪魔する相手をマニュアルで選ぶこともできますし、ゲームオーバーになりそうな相手や攻撃しやすいやつを自動で攻撃することもできます。
『TETRIS 99』はオッサンにはキツい
ぼくだって『テトリス』は登場したころから遊んでいて、ゲーセンでは延々とブロックを消してたほどの腕前なので、喜んでこの『TETRIS 99』を遊んでみたわけですが。
いやぁ、オッサンにはキツいですわ、これ。全然思い通りにいきません!1回対戦する毎に心身ともに消耗してしまってます。
というわけで、何でオッサンには『TETRIS 99』のプレイがキツいのか、考えてみました。
操作感が違う
まず、ぼくらにとっての『テトリス』はやっぱりゲームセンターで遊んだそれですし、その後はゲームボーイで遊んでたやつが主役でした。ゲームボーイなんかは『ポケットモンスター』が登場するまではテトリス専用機だったって人も多いはずです。というわけで、ぼくはちょっと尋常じゃないほどの時間をゲームボーイ版『テトリス』に費やしていました。
そうなると、スイッチのジョイコンで『テトリス』を遊ぶとなるとちょっと手に違和感があるんですよね。
そもそも、あの頃は上を押したら一瞬で落ちるなんて操作ありましたっけ?あんまり覚えてないですけど、ウッカリ「バコン!」って落としてしまって苦労してることが多いので。
まぁとにかく、頭に残ってる操作で思い通りにブロックが動いてくれません。
情報が処理できない
そうやって操作に苦労しつつウマくゲームを展開させていくと、さて他のやつを攻撃しますか、となります。バトルロイヤルで対戦してトップを目指すゲームですから当然です。
そして他のやつの状況をチェックします。やつらのゲーム状況は画面の両脇に常にリアルタイムで表示されています。
しかし、自分のブロックを処理しながら両脇の他プレイヤーの状態を確認し適切な相手に攻撃を仕掛ける、なんて芸当はハッキリ言ってオッサンには無理です。
自分のところに落ちてくるブロックに気を取られて攻撃する相手を間違えたり、攻撃する相手を吟味してたら大惨事と化したりして、全然ウマくいきません。
『ぷよぷよ』みたいに1画面でサシで勝負ならまだ頭は追いつくんですけど、99人を相手するのはしんどい。
集中砲火を浴びる
で、このゲームをぼくみたいに、そうやって「なんか操作しにくいなー」とか言って実際に操作ミスしたり「さて、どいつをやっつけてやろうか」なんてモタモタしてやってるとどうなるか分かりますか。
そうです、集中砲火を浴びます。
「あっ、あいつすぐやっつけられそうやで!」「なんやこいつモタモタしやがって。ザコやな」
きっとプレイぶりをそんな風に思われてターゲットにされます。でお邪魔ブロックが下からニョキニョキせり上がってくると、「今だ!」とか言ってるのか言ってないのか知りませんが、あらゆるプレイヤーがぼくをターゲットにしてきます。
そしてゲームオーバー。
なんなん。みんなよく他のプレイヤーの状況を冷静に見られますね。なんなん。やっぱり若いからですか。いいなぁ。
最後に
そんなこんなで、『TETRIS 99(テトリス99)』はオッサンにはなかなかキツいゲームです。それでもしつこく遊んでたら残り30人くらいまでは残ることができるようになってきましたが。
これじゃあ「テト1」なんて、夢のまた夢です。
TwitterとかYouTubeとか見ると、なんか「そんなこと出来るの!?」というプレイっぷりの人がたくさんいますね。みんな若いんだろうなぁ。