ゲームの3作目は良作が多い…たびたび話題になりますね。
確かに、ドラクエやFF、スーパーマリオなど、言われてみればそんな気がします。『ロマンシング サ・ガ3』なんて無茶苦茶評価が高い。
しかし、いわゆるTVゲームだけでそんなに語っていいものか?と思ったのでPCのゲームでも検証したい。
そして、PCゲームのシリーズものといえばなんといっても光栄歴史三部作!家庭用ゲーム機でもバリバリ出てるけど!そんなことはいいじゃない!というわけで、『信長の野望』『三國志』『蒼き狼と白き牝鹿』は3作目が良作なのか!?を検証します!意味はないです!そして、個人的な意見です!
光栄歴史三部作の3作目は良作が多いのか?
『信長の野望』シリーズ
まずは歴史シミュレーションというジャンルを日本に定着させた『信長の野望』シリーズ。最新作『信長の野望・新生』でシリーズ16作目となる長寿シリーズです。
このシリーズの3作目は、『信長の野望・戦国群雄伝』。
うん、そうですね、これは間違いなく良作です。シリーズ初となる配下武将の登場により色々変わりました。
しかし、パワーアップはしたものの2作目の『全国版』を愛する人は多いですし、システム的にも『天翔記』や『烈風伝』のほうが斬新でした。『信長の野望』はシリーズを重ねるごとに意欲的な改変をし続けているので仕方がないところですけどね。
1番とは言えませんが良作といっても差し支えないでしょう。
『三國志』シリーズ
日本における三国志ブームは吉川英治の小説と横山光輝の漫画と光栄のゲームです。これは間違いない。
そんな『三國志』シリーズは『三國志14』まで出ています。タイトルがナンバリングされてるだけなので数えやすいですね。
なので、3作目は当然『三國志Ⅲ』です。
これが良作かというと、正直「ウーン」と唸っちゃうところです。
あまりにも『Ⅱ』のデキが良かったのと、個人的には『Ⅵ』がめちゃくちゃ好きだったのもあるんですけど、淡白な戦争やタカリ行為だけのための外交、簡素化された武将パラメータなど、なんだかマイナス要素が目立つ作品なんですよね…。
うーん、良作…ではないかな…。
『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズ
光栄歴史三部作の最後を飾るのは、泣く子もだまる『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズ。
マイナーな時代を扱ってることもあって売上も他2つと比べて振るわず、結果4作目までしか出てません。
そんな厳しいシリーズの3作目は『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』。
これはハッキリ言いましょう、良作ではありません。
2作目『蒼き狼と白き牝鹿 ジンギスカン』と4作目『チンギス・ハーン 蒼き狼と白き牝鹿Ⅳ』が滅茶苦茶面白いから仕方がないのです。
ていうか『チンギス・ハーン』は名作過ぎて光栄自身も「歴史三部作至高の到達点」というキャッチコピーを使ってたほどです。だからなのかこのシリーズは4作目で途絶え、歴史三部作というくくりもこれを最後に使われなくなったのです。
というわけで、『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』は良作ではありません。まぁ、名作の間で埋もれてしまったから仕方がありません。オルドもダルいし。
最後に
というわけで、『三國志Ⅲ』及び『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』のファンの人には申し訳ない結果になってしまいました。あくまでもぼく個人の意見ですのでご容赦ください。
そして、「ゲームの3作目は良作が多い」という説に対しては「別にそうでもないんじゃないの?」という結果になりました。まぁ、そんなもんです。語られるのが偉大な3作目ってだけなんです、きっと。
それにしても、『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズの5作目、出ませんかねぇ。