コーエーテクモゲームスの看板タイトルといえば『信長の野望』シリーズと『三國志』シリーズ。
その『三國志』シリーズの最新作『三國志14』が発売となるようです。
「ほーん」ってカンジです。でも昔はこんなじゃなかったなぁ。
『三國志14』とは
『三國志14』は、コーエーテクモの看板タイトル『三國志』シリーズの第14作。2020年1月16日に発売となる予定です。
(画像:『三國志14』公式サイトより)
今回は、「施政」というのを組織して内政軍事謀略などを行うらしく、配下の武将をその「施政」に組み込んでいくことで勢力を太らせていく、というシステムみたいですね。そしてその組織は君主の「主義」によって違うものになるらしい。ということは、君主によって執るべき道が違ったものになるんでしょう。ほうほう、なかなか面白そうですね。
元光栄信者
今まで何度も書いてきましたが、ぼくは元光栄信者です。
コーエーテクモゲームスは、かつてはコーエーであり、そのまたかつては光栄でした。そして、ぼくはその光栄の歴史シミュレーションゲームを本当に愛していました。
ぼくが歴史シミュレーションに目覚めたのは初代『三國志』からですし、ぼくが歴史を好きになったのは『信長の野望・全国版』をプレイしてからでした。
以降、ぼくは『三國志』シリーズや『信長の野望』シリーズの新作が出ると言えば「うおおおおおおお!!!!」とテンションMAXで興奮し、その他の新機軸『水滸伝』や『維新の嵐』なんかがアナウンスされれば「はうああああああん!!!!!」と悶えていたものです。
光栄の新作は発売日に入手し徹夜で遊ぶという儀式すらありました。
まぁ、理由として他に歴史を堪能できるゲーム自体が少なかったのはありますが、掛け値なしに光栄のゲームは面白かったのは間違いありません。
とにかく光栄のゲームは遊びまくってましたし、そして楽しみまくってたんです。でも、もはや「うおおおお!?『三國志14』!?!?マジか!!!絶対遊ぶうううううう!!!!」とはならない。
ときめかなくなった。
光栄にときめかなくなった
別に「なんだよ『三國志』まだやってんのか。ケッ」なんて思ってるわけではありません。「なるほど遊びたいかも。でもどうせやらないだろうなぁ。買えたら買おう。でもすぐ飽きるかな…」ってカンジです。昔「うおおおおお!!!」とかなってた頃と比べたら雲泥の差ですよね。
なんでだろう。なぜときめかなくなったんだろう。ちょっと考えてみる。
中国の三国志、日本の戦国はマンネリだ
昔は本当に光栄のゲームを遊びまくってました。ヒマさえあれば光栄光栄光栄!
13歳のときに友達の家でPC6601版の初代『信長の野望』を遊んでから結婚する27歳くらいまで、ほぼほぼ毎日何かしら光栄のゲームを遊んでいたのは間違いありません。
さすがに食傷気味か。
とくに『三國志』シリーズと『信長の野望』シリーズはその作品数も多いので、題材としてマンネリに感じてるのかもしれません。
でもスマホで『ポケット戦国』や 『三國志漢末霸業』なんかは嬉々として遊んでたりするんですよね。
となると、題材としてマンネリしている、というのは理由として弱いのかもしれません。
・『三國志漢末霸業』の武将のパラメータが細かすぎて伝わらない
・【ポケット戦国】スマホで本格歴史シミュレーションを探してるならコレ!
新しいシステムについていけない
ぼくは今でも、あのころ遊んでいた今では“レトロゲーム”と呼ばれるようになってしまったゲームたちを遊んでいます。ノスタルジーが主成分となって楽しんでいるわけですが、最近はこのノスタルジーがないゲームを遊べなくなってしまいました。
今のゲームはあの頃に比べてシステムが複雑すぎるんです。なので、それに馴染むまでに他のゲームに目移りしちゃうんですね。
だったら、お馴染みのシステムを持つ昔のゲームを遊んだほうが手っ取り早いし、のめり込めます。
ああそうか。
だからシステムになつかしさがある『ポケット戦国』や 『三國志漢末霸業』は問題なく楽しめるのか。
ゲームばっかりするわけにはいかない
社会に出るまでは、ゲームを思いっきりできました。何も考えずに、ずっと。なぜなら、ずっとゲームをしてても特に大変な事態になるなんてことはないですから。
ところが、家庭を持ち仕事をしている今はそうはいきません。
ゲームに熱中して仕事にもいかなくなったら、稼ぎがなくなり、家族が食っていけません。一家心中です。大変な事態です。
だから、ゲームをやっててもある程度のところで切り上げて続きは後日、なんてことを考えなければいけません。これは残念です。
だったら、最初から遊ばなくてもよくない?なんてことを考えてるのも事実です。
ゲームにすぐ飽きる
でも、「じゃあ好きなだけ時間をやるからずっと『三國志』やっとけ」と言われてもきっとできないでしょう。
最近、歴史シミュレーションゲームに限らず、ゲームを1時間もやると飽きてくるんですよね。注意力集中力も目に見えて散漫になってきます。昔徹夜で1本のゲームで遊んでたなんて信じられません。眠くなっちゃうし。
とにかく、もしかしたらアレって夢だったのかしら?と思えるほどゲームへの気持ちが持続しない。だから最近はスマホでチョコチョコと色んなゲームを遊んでるばっかりだったりします。
オッサンになっただけじゃないか!
とここまで考えてきて「マンネリ」「新しさについていけない」「時間がない」「すぐ飽きる」という理由が出てきたわけですが、これってまとめると、コーエーテクモの新作にときめかなくなったというよりただ単にぼくがオッサンになったってだけじゃないのか。
もしかしたらあのころの体力と時間が今でもあれば「うおおおおおお!!!」と今でも言えるんじゃないのか。
そういうわけか。
しかし、ぼくはもうどっからどうみてもオッサンです。なので、遊ぶ前からブレーキをかけてるんです。「どうせすぐ遊ばなくなる。カネの無駄だ!」とセーブしてるんです、きっと。
なんてつまらないんだ!
しかししょうがない、だってぼくはオッサンだもの。
最後に
というわけで、何だかとても悲しい結論が出てきてしまいましたが、これはもうしょうがないですね。あんまり深く考えずにこれからもコーエーテクモのゲームと向き合っていくことにしましょう。
でも、きっと『水滸伝』シリーズか『蒼き狼と白き牝鹿』シリーズどちらかの続編が発表されればめっちゃくちゃテンションMAXになるような気がする…。だってこの2つのシリーズの新作は、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと待ってるんだもの。