東北楽天ゴールデンイーグルスを戦力外となった炭谷銀仁朗捕手を埼玉西武ライオンズが獲得しました!
18年オフに西武から巨人へFA移籍していたベテラン捕手が、楽天を経て6シーズンぶりに古巣へ復帰する。07年から11年までは登録名「銀仁朗」でプレーしていたが、今回の復帰では「炭谷」を登録名とする。
6年ぶりかぁ。
おかえり!
「おかえり」と言えるファン
まずは住谷捕手のコメントを。
「6年ぶりにライオンズに帰ってくることになり、率直にうれしいです。ライオンズは6年前とはメンバーも変わって、若い選手が増えたな、という印象です。僕にとって思い入れのあるベルーナドームで、ライオンズのユニホームをまとってファンの皆さまの前でプレーできることに、特別な感情があります。ライオンズファンの皆さまには、ぜひベルーナドームに足を運んでいただき、背番号27の炭谷銀仁朗に熱い青炎(声援)を送っていただけたらうれしいです」
「声援」を「青炎」と書くあたり、さすがライオンズ愛を未だ持ってる銀二朗。このコメントを見て我らライオンズファンは安心したのです。「ああ、まだライオンズだったんだ」みたいな。
炭谷さんは2018年にFAで読売ジャイアンツに移籍したんですが、2013年、2017年もFAチャンスはあったのです。そのときには渡辺SDと話し合いを重ねて残留しましたが、2018年の移籍は森友哉捕手優先起用に身を引いての移籍でした。
つまり、チームのためにチームを去った。と若干の美化はあるもののファンはそう思っている。
だから、歓迎して「おかえり!」と言えるのです。
おかえり!銀二朗!
ライオンズにプラスになる銀二朗復帰
さて、炭谷捕手が戻ってきたライオンズですが、球団も温情だけで獲得したわけではないでしょう。意味があります。
まず第一に、イーグルスの投手陣の情報をいただける。これはデカいでしょう。去年、オリックスバファローズに森選手が移籍し、前年に比べてコテンパンにやられちゃったように、捕手が移籍するということはその投手陣の情報も移籍しちゃうということになり、非常に重要なことなのです。首を洗って待っていろイーグルス!てなカンジです。
そして、その経験もライオンズのものになる。去年は森捕手が移籍して古賀、柘植、そして古市くんが台頭してきたわけですが、まだまだ若い。その若い捕手たちにとって、経験豊富な炭谷を常にナマで見ることは非常に勉強になる。きっと彼らの成長に一役買ってくれるでしょう、居るだけで。そして、捕手が成長すると投手も成長する。強力な投手陣がさらに強力になることは必定。
これで野手が成長すれば優勝もあるで!炭谷サマサマや!というわけです。
最後に
というわけで、埼玉西武ライオンズにとって、炭谷銀仁朗捕手の復帰は非常に意味があります。
ありがとうありがとう銀仁朗。岡田捕手とも仲良くしたってや!