ワム!知ってますか、ワム!。英語で表記するとWham!。
「知ってる知ってるー!ラスト・クリスマスだよねー」「いい曲だよねー」っていう。違う。
違うんだ!
ワム!って?
違うんだ!と言うことを書こうとしたんですけど、今となってはワム!って言われてもマジでわからない世代も多いと思うので、ワム!について書いておきましょう。でも、ワム!知らなくても『ラスト・クリスマス』は知ってるんだろうなぁ。
ワム!(Wham!)は、イギリスの二人組ミュージシャン。1980年代前半から中盤にかけ大ヒット曲を連発し、世界的な人気を誇った。
1981年、学生バンド仲間だったジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの二人組デュオとして活動を開始。音楽面をジョージが、ステージ構成やビジュアル面をアンドリューがそれぞれ受け持った。1982年にシングル『Wham Rap! (Enjoy what you do?) 』で彼らの友人が運営していたインナーヴィジョン・レコーズよりCBSレコード経由でのインディーズ扱いでデビュー。2枚目のシングル『Young Guns (Go for it!) 』で人気に火が付いた。ポップで快活な曲調と二人のルックスの良さも相まって話題となり、BBCの人気番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演。一躍アイドル的人気を得た。
引用元:ワム! - Wikipedia
まぁその後はあれよあれよと売れまくってましたね。
じゃあ、そのワム!の代表曲って何でしょう?
ワム!の代表曲はこれだ!これか?
てなわけで、ワム!の代表曲ってやつを考えてみましょう。
といっても、ぼく個人の好みで選ぶと主旨が変わって来るので、やっぱり一般的に知られてるやつになっちゃいますけど。
(今度自分の好きなワム!も書こう)
Careless Whisper(ケアレス・ウィスパー)
恐らく、ぼくより上の世代の人はこれを挙げる人が多いと思います。
実はぼくの親父がこの曲にハマってアルバム『Make It Big』を買ってきて、それでぼくはワム!を知りました。
日本で西城秀樹が『抱きしめてジルバ』の題でカバーしてますね。親父もそれ経由だったみたいですけど。
実はジョージ・マイケルのソロ曲らしいんですけど、日本でのクレジットはワム!なのでワム!の曲でいいと思います。
Freedom(フリーダム)
ぼくらの世代にはやっぱりワム!と言ったらこれかなーと思うんですけど。マクセルのカセットテープのCMで聴いてたから。あれ、歌詞が全然違ったらしいですね。知らなかった。あと『Bad Boys』もマクセルのCMに使われてたそうです。全然覚えてない。
人気が絶頂であり、ぼくらは中学生であり、「洋楽聴いてるねん、俺。フフン」と言うのにワム!は丁度良かったんです(あとトンプソン・ツインズあたり)。
そんなぼくらの虚栄心を満たしてくれた『Freedom』、いいですねぇ。今聴いてもこのキャッチーさは異常。
Last Christmas(ラスト・クリスマス)
で、ぼくらの下の世代はこれですね。今の若い子に聴いてもワム!は知らなくてもこの歌は知ってるんじゃないでしょうか。エグザイルもなんかダサい歌詞でカバーしてましたよね!
そして、クリスマスシーズンになるともう街中が山下達郎夫妻ワム!かという状態になるんですな。あと、マライア・キャリー。
しかし、日本がこの曲を認知したのはちょうど彼らが引退したあたりからでしょう。1984年にはリリースされてんのに、ぼくだって聴いたのは中学の頃でしたし周りのヤツらが騒ぎだしたのは高校に入ってからだったのは覚えてます。「何じゃお前ら今さら」ってひとりで怒ってましたからね。
そういう意味で、日本人がこの曲をワム!の代表曲だというのが、ジョージやアンドリューに何となく申し訳ないのです(勝手に)。
最後に
というわけで、『Last Christmas(ラスト・クリスマス)』をワム!の代表曲にしたくないのはぼくだけなので、別にいいや、と思います。挙げた3曲どれも代表曲と言っていいパワーを持ってますからね。
『Last Christmas』もワム!の代表曲です!これでいい。
あと、言っときますけど、ここに挙げてない曲も名曲ぞろいですからね。活動わずか4年ほどながら強力な曲ばかりリリースしてます。ハッキリいってバケモノでしたよね。
ちなみに、ぼくが一番好きな曲は『Everything She Wants』です。