左膝裏肉離れで戦列をずっと離れていた福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手が2019年8月21日に一軍復帰しました。そして翌22日にはホームランを打って完全復活をアピールしました。
そのホームランは、あの、“キモい”ホームランでした。
(画像:https://www.youtube.com/watch?v=xl44WoxEjnM)
サイコー!
“キモい”ホームランとは
ぼくが“キモい”ホームランと呼んでいるのは、柳田選手が時々ぶっ放す、引っ張ってるのに逆方向に飛んでいくホームランのことです。ぼくは、そのホームランが大好きなのです。
柳田選手は左打ちですので、引っ張るとライト方向に打球は飛んでいきます。しかし、柳田選手の場合、引っ張ってもレフト方向に飛んでいく打球があるんです。その中にはレフトスタンドに入っちゃう打球も!ぼくはそれを“キモい”ホームランと呼んでいるのです。
身体が開いてるのに打球が逆に飛んで行ってるんですもん。まったく意味がわからない。
並の身体能力では絶対に入らないホームラン、柳田選手のあの無茶なフルスイングからしか生まれないホームラン、それが“キモい”ホームランなのです。
2019年の第5号ホームラン
およそ4カ月半リハビリをしてやっと立った一軍のグラウンド。復活ののろしはやっぱりホームランを打ってこそ、でしょう。しかもそのホームランは“キモい”ホームランであってこそ、でしょう。
じゃあ見てみましょう。
完璧です。
フルスイング、左への打球、そして確信歩きからのダイヤモンド1周、そしてサイコー!ポーズ。
これこそが柳田悠岐です。あの柳田が、ついに帰ってきました!
しかし絶望のホームラン
もう何度も書いてるとおり、ぼくは長男の影響で埼玉西武ライオンズファンです。ライオンズは昨年優勝したものの、今年はなんとか2位になって首位の福岡ソフトバンクホークスにしがみついている状況です。
チームの状況を考えると、もうリーグ優勝は諦めてクライマックスシリーズに標準を合わせたほうがいいのは分かってますが、それでもファンは「もしかして」という淡い期待をもって必死に応援しています。
そこへ柳田が帰ってきた。しかも、完全復活をアピールするホームランを打った。
パリーグ他球団のファンにとっては、これは絶望でしかありません。「お前らホークスには俺がいるぞ。諦めろ諦めろ」なんかギータがそう言ってるような気がしましたね。
ああ、なんてこった…。
最後に
というわけで、逆方向に引っ張るホームランが出たからには、これからの柳田選手は何となくバカスカ打ちそうな気がします。
それは、他球団のファンにとっては脅威でしかないんですが、それでもどのチームのファンも復活を祝福してるのは柳田選手の人望のなせるワザですね。ぼくもいち野球ファンとしてまたあのフルスイングが見れるというのは楽しみでしかありません。
サイコーだぜ、ギータ!