今まで何回か書きましたが、6月7日はウチの結婚記念日となっています。
前回書いたのはキリのいい20年目のときですから、3年振りの結婚記念日記事。
毎年毎年「おめでとうありがとう」とは思ってるんですが、毎年書くことは別段なかったので書かなかったんですが、今年はちょっと思うところがあるので書いておきます。
カミさんは命の恩人
思うところというのは、要はカミさんに感謝結婚してくれてありがとうってことなんですけど。
今年もいつもの如く何気ない結婚記念日を迎えるはずだった5月23日、ぼくは吐血して意識朦朧となり救急搬送され入院しました。
ハッキリ言って、もし吐血したときにひとりだったら、間違いなく死んでました。しかし、夜でカミさんは仕事から帰ってきてた。だから助かりました。
救急車を迅速に呼んでくれたし、その間名前を呼び続けてくれました。だから目を開けていられた。心地いいんですよ、目を閉じると。そうやって死んでいくんでしょうね、きっと。でも、ずっと目を開けていられた。それもカミさんのおかげ。
つまり、カミさんは命の恩人なのです。
さらに言うと、もし独り身だったら「ああ、これで終わりかぁ。あっけないもんだな」なんて呟いてそっと目を閉じていたでしょう。でも、カミさんや子供たちのことを考えると、「まだ死ぬのやだな」なんて思う自分がいたのです。普段は「やることやってさっさと死ねばいいや」なんて考えてたんですけど、生まれて初めて「死にたくない」と思えたんですよね。それもカミさんが、子供たちがあったればこそ。
だから、感謝感謝カミさんに感謝。子供たちに感謝。
生きてこその結婚記念日
退院してからも、なんだか「生きててよかった」「家族に感謝」なんてことを常にどっかで考えてて、その中での結婚記念日なので、ぼくにとっては今年はなんだかこれまでとは違う結婚記念日なのです。
特別な結婚記念日。
まぁいつものように特に何するわけでもなく、メシもまだ普通に食えないのでご馳走を食うなんてこともしないし晩酌だって出来ないけども、それでも今日は特別な結婚記念日です。
死んだら結婚記念日もクソもないですから。
最後に
いやしかし、そんなこと抜きにして23年かぁ。
そもそもこんなやつと23年もずっと一緒に居てくれるんですから、命の恩人じゃなくても感謝しなきゃいけませんな!
というわけで、ありがとうございます。