どうも!コバヤシです。
青春の相棒だったPC-8801MarkⅡSRで遊んだゲームをちょっと思い出しながら軽く書いてみようと思いまして。だったら50音順に一つずつ出してみようと思いまして。
やってみる所存でございます。特に意味はありません。
【あ】 アークスロード(ウィンキーソフト/1985年)
『アーコン』『アステカ』『アメリカントラック』あたりと悩みましたが、“あ”はこれ。美しいモンスターグラフィックが必見のRPG。キビシイ序盤を乗り切るのが大変で大変で。 もっとも、当時はどのRPGの序盤もキビシイものでしたが。
【い】 イース(日本ファルコム/1987年)
『維新の嵐』も捨てがたいのですが、やっぱり16bit版こそ『維新の嵐』だと思うので外します。日本ファルコムのゲームは『ソーサリアン』以外はキライで、『イース』も好きではないのですが、88ゲームの歴史を語る上では外すことのできない傑作だと思います。『ザナドゥ』『ロマンシア』で「難しいわバカタレ」と言われた揺り返しなのか、とても遊びやすいゲームです。半キャラずらし。
【う】 うっでぃぽこ(デービーソフト/1986年)
『ウィザードリィ』『ウルティマ』どっちかなんて不遜なことはできないのでそれ以外から選ぶとこれ。
当時としては珍しい時間の概念、季節の概念があってフィールドのグラフィックが変わるのが面白かったです。ただ、カワイイ外見とは裏腹に、ムズイ。
ファミコンにも移植されましたね。
【え】 エルドラド伝奇(エニックス/1985年)
エッチ漫画家として有名な槙村ただしさんの作品。
とにかくゲーム序盤の「待つ」ことがわからないと永遠に解けない鬼のようなアドベンチャーゲーム。これを親父に買ってもらった当時中学1年生の僕って…。
【お】 オホーツクに消ゆ(ログインソフト/1984年)
堀井雄二さんの名作。『ポートピア』をファミコンに載せるために発明された“コマンド選択方式”を採用。総当たりで解けるかと思いきやハマる箇所があるので注意。
夏休みに引っ越して友達がいない僕は、ヒマな夏休みを乗り切るためにこれを買ったのですが3日で解いてしまいました。
このゲームについては以前「堀井雄二ミステリー三部作」を書いた記事で言及しています。
【か】 ガイアの紋章(NCS/1987年)
『軽井沢誘拐案内』もありますが、直前に『オホーツク』があるので外し。
ファンタジーシミュレーション『エルスリード』の続編。ファンタジー世界のみならず忍者とかヘリコプターまで登場するハチャメチャな世界観がイカス。
【き】 キャッスル(アスキー/1985年)
正式名称は『ザ・キャッスル』だったっけ?まぁいいや。激ムズのアクションパズルゲームです。
鬼のような当たり判定、数に限りがある鍵、思い出しただけでもムカムカしてきます。
【く】 クリムゾン(クリスタルソフト/1987年)
クリスタルソフトがヤケクソで『ドラクエ』をパクったとしか思えないRPG。システムから見た目まで、全てが『ドラクエ』。でも売れたらしくシリーズ化され、『3』までリリースされましたね。
【け】
該当作なし。何かありましたっけ?
【こ】 コムサイト(テクノソフト/1987年)
自分でプログラムを組んでタンクを動かし、バトルするゲーム。
一生懸命考えてプログラミングした自分のタンクが、ただただ突撃するだけの友達のタンクにやられたときのやるせなさったらない。
【さ】 三國志(光栄/1985年)
『ザナドゥ』『サラトマ』などもありますが、これです。説明いらずの名作有名シミュレーション。このころの光栄は良かった…。
何は無くとも呂布の引き抜きからゲームはスタート(笑)。
【し】 ジーザス(エニックス/1987年)
ドラマティックなストーリー展開のアドベチャーゲーム。映画『エイリアン』のような、ドップリ浸かれるストーリーは秀逸です。
ラストは感動ですよ。
【す】 水滸伝・天命の誓い(光栄/1989年)
季節によって変わる戦闘マップ、妖術などで戦争が楽しすぎるシミュレーションです。
全国制覇しなくてもゲームは終わるので、友人と遊ぶのにも最適でした。
このころの光栄は良かった…。
【せ】 西部の成りあがり(ホット・ビィ/1984年)
解くことはできませんでしたが、好きなんです、これ。
サウスダコタで一発当てて金持ちになるゲームなんですが、何かあるとすぐ撃たれてゲームオーバーで激ムズ。これエンディング見た人いるんでしょうか。
【そ】 ソーサリアン(日本ファルコム/1987年)
シナリオを単体のディスクにして色んなシナリオを楽しめるRPG。ゲームのシステム自体は単純ですが、その分シナリオに没頭できたのかもしれません。
のちに多数のシナリオディスクを発売してウハウハしてた日本ファルコム(笑)。
【た】 大戦略88(システムソフト/1986年)
『太陽の神殿』、『大航海時代』も捨てがたいですけども。98でリリースされた『現代大戦略』を羨ましく「遊びたいな~遊びたいな~」と思って見てたら移植されて大喜びしました。
色々考えて攻防を繰り返しジワジワと攻め込んでいく中盤の興奮ったらない。
【ち】 チョップリフター(システムソフト/1984年)
捕虜を救出すべくヘリコプターで敵陣に乗り込むゲーム。
自分の弾はしっかり捕虜にもあたるのでご注意を。それで捕虜を殺す数を競うという不謹慎な遊び方もしました。
【つ】
該当作なし。『詰碁』とかしかないし。
【て】 テグザー(ゲームアーツ/1985年)
『デーモンズリング』、『デーモンクリスタル』、『デゼニランド』、『テスタメント』、『ティル・ナ・ノーグ』など名作揃いですが、初のSR専用ゲームということで『テグザー』。
初めてV2モードにスイッチを切り替えたときのドキドキは今でも覚えています。
【と】 道化師殺人事件(シンキングラビット/1985年)
次点は『トリトーン』。本格推理アドベンチャーですが、画面がスクロールしたり、リアクションが豊富だったり、かなりの意欲作。
さすがアドベンチャーゲームの老舗シンキングラビットが3年かけて制作しただけのことはあります。
【な】 ナビチューン(工画堂/1989年)
航海しつつ釣りをしたり船をグレードアップしたりする他、ドラゴンを育てて強くするのが楽しいRPGです。ドラゴンはホントにウマく育てないと役立たずになっちゃいます。
【に】 ニュートロン(エニックス/1984年)
中村光一氏の『ドアドア』に続く第2弾。木の枝を行ったり来たりしながら敵の攻撃を避け果実を集めるゲーム。
かなり面白かったんですけど、『ドアドア』より全然知られていませんね。僕は『ドアドア』より好きです。
【ぬ】
該当作なし。
【ね】
該当作なし。
【の】 信長の野望・全国版(光栄/1986年)
88の『信長の野望』は『武将風雲録』までの4作。その中で一番と言えば、やっぱり『全国版』でしょうね。武将こそいませんが、雰囲気がいいんですよね。
このころの光栄はよかった…。
【は】 ハイドライド(T&Eソフト/1984年)
『は~りぃふぉっくす』、『パイレーツ!』、『覇邪の封印』、『パラディン』、『バトルゴリラ』、『ハラキリ』など名作ぞろいですが、それらを一蹴して『ハイドライド』!
僕はこのゲームでパソコンゲームの魅力を知りました。『ハイドライド』万歳!
【ひ】
該当作なし。
【ふ】 ファンタジアン(クリスタルソフト/1985年)
『ブラックオニキス』、『ファンタジー』と迷うところですが…。『ウィザードリィ』のシステムに『ウルティマ』の戦闘シーンをくっつけた意欲作。
『ハイドライド』の次にこのゲームをプレイした僕は、ファンタジーの世界にドップリとハマることになりました。
続編の『アドヴァンスト・ファンタジアン』もかなりイイです。
【へ】 ベストナインプロ野球(アスキー/1985年)
今も愛されている『ベストプレープロ野球』の前身。一球一球、投げる球や待つ球を入力して試合を進めていきます。 全球団コンピュータにして観戦し、スコアブックを付けるという謎の遊び方をしてました。
【ほ】 冒険浪漫(システムソフト/1986年)
シミュレーションの雄、システムソフトがアクションゲームを!?と話題になったゲームですが、よく出来ています。
アイテムを駆使してフィールドを歩き回るのはかなり楽しかったです。
【ま】 マスカレード(スタークラフト/1985年)
アメリカンコミックのような絵が素敵なハードボイルドアドベンチャー。その雰囲気が良すぎ。
ただ、トリックが難しい、というか無茶苦茶などで解くのは至難のワザです。
【み】 M.U.L.E.(BPS/1987年)
4人で遊べるボードゲーム感覚のシミュレーションゲーム。未開の惑星で土地を買い、資源を得てそれをプレイヤー間で売買して資産を一番貯めた人が勝ち。 同じレベルの友人を4人集めて対戦すれば滅茶苦茶楽しかったですね。
【む】 夢幻の心臓2(クリスタルソフト/1985年)
『夢幻の心臓』シリーズはやっぱり『2』ですね。良く『ドラクエ』はこのゲームをパクったと言われています。そしてこのゲームは『ウルティマ』をパクったとか言われています。
そんなの面白ければイイや。
決定のキー(どれか忘れた)を押さえた状態で学校に行って、帰ってくるまでにレベルアップさせてたりしてました。
【め】 メルヘンヴェール(システムサコム/1985年)
グラフィックが美しいアクションRPG。『2』はどうした『2』は。
物語は完結されてないのに88版の続編は発売中止になってしまいました。
【も】 森田のバトルフィールド(エニックス/1983年)
第1回エニックスプログラムコンテストの最優秀作品です。シンプルなシミュレーションですが、それだからこそ中毒性が高かったりします。
【や】 やじうまペナントレース(ビクター音楽産業/1988年)
ちょっと変わった野球ゲームで、ひとりの選手を育ててMVPを獲るのが目的です。ファーストで中日ドラゴンズに入団して落合博満に挑戦するという無謀なこともしました。
【ゆ】
該当作なし。
【よ】 妖怪探偵ちまちま(ボーステック/1984年)
一つ目の妖怪となり、火の玉で敵を倒すゲームなのですが、この火の玉が操れます。
しかし、自分も火の玉と同じように動くのでスゲーむずかしいゲームとなっております。何度も「ムキー!」とかなったなぁ。
なんとiOSでMSX版が遊べます。
【ら】 ラストハルマゲドン(ブレイングレイ/1988年)
人類滅亡後の地球が舞台で、地底に潜んでいたモンスターと宇宙からきたエイリアンの戦いという奇想天外なシナリオがスゴイ。
モンスターたちを育てて合体させて強化していくのですが、だんだん見た目がグロテスクになってかなりイヤでした。
ディスク7枚組という超大作。
【り】 リザード(リバーヒルソフト/1985年)
オリジナルはクリスタルソフトよりリリースされたPC-6001版。どうしても遊びたかった僕は「移植の予定はないか」とクリスタルソフトに電話しました。「ありません」と言われて落胆してたらリバーヒルソフトが移植してくれました。
しかし、かなり初心者向けで、既に色々手ごわいRPGを遊んでいた僕には今さら感漂うプレー感覚でした。
【る】
該当作なし。『ルーンワース』はちょっと…。
【れ】 レリクス(ボーステック/1986年)
目的は自分で探せとかマニュアルに書かれててビックリしたゲームです。最初は影で、倒した敵に乗り移って行動していく斬新なシステムが印象的でした。
ムズすぎ。
【ろ】 ロストパワー(ウインキーソフト/1986年)
人間にされちゃった魔王が復讐のために戦うRPGです。倒した敵の肉を食って魔王としての体を取り戻していきます。
戦闘はコマンドを5回分先行入力するので敵の動きを読まないとダメ。
【わ】 ワールドゴルフ(エニックス/1985年)
ゴルフゲームの傑作。1画面に収まった箱庭のようなコースのグラフィックが気に入ってました。
最後に
あー、疲れた! どうだったでしょうか。 中には「こんなゲームで遊んでたなんてアホやコイツ」とか「なんであのゲームを入れてないんや!アホや」とか思われているかたもいるかと思いますが、それはしょうがないです。だってこれは僕のお気に入りだもの。
もし「他にもこんなゲームがあるよ」とか「あぁ、わかるわかる!」とかいう方が居たら教えていただけると幸いです。
しかし、遊んでたゲームを思い出すと当時に気持ちが戻っていく感覚があって心地よいノスタルジーに浸れていいですよ。皆さんもやってみたらいかがでしょう。特に88ユーザーの他の方のも見たい気がします。
オッサンの思い出話、大変失礼いたしました。
ではまた。