2025年もプロ野球の交流戦が行われてもう後半戦ですが、我が埼玉西武ライオンズはなかなか好調です。阪神タイガースに3タテ喰らわせてから弾みがついたカンジかな。
そんな中、6月18日からの相手は横浜DeNAベイスターズでした。先発はベイスターズがバウアー投手、ライオンズは大エース今井投手。
この2人の投げ合いがホントに素晴らしかった。いや、ホントのホントに。
バウアーvs今井、世紀の投げ合い
結果は1対4で我がライオンズがベイスターズを下したんですが、9回に3点を追加するまではヒリヒリする投手戦でした。
今井もバウアーも素晴らしい投球が続き、両投手とも100球以上投げ、9回に3点取れたのだってバウアーが崩れたわけではなくたまたまでした。
ぼくも大好物の試合。昔、カープとジャイアンツの大野vs槇原の試合を何度も見てから投手戦ってのが好きなんですよ。
それに匹敵する投手戦でしたね。
両エースが高いレベルの投球のまんま投げ続けるって、有りそうでなかなかない。そういう意味では、ホントに世紀の投げ合いといってもいい試合でした。
お互いをリスペクトするアスリート
試合前から今井は「サイヤング賞投手の球を打席で見られる」と語り、バウアーも今井を褒めちぎってましたが、そういったお互いを認める態度が試合中に何度も見られたのも何というか非常にシビれました。
投手相手だからと手を抜いて投げることもお互いにせず、今井はスラーダーで、バウアーは本場のスイーパーで勝負して空振りを取ってましたね。そしてお互いに目を見合わせニヤリ。
なにそれ2人ともカッコエエやんけ!
2人とも武器を見せ合って全力で勝負してますもん、そりゃカッコエエですって。
そして極めつけは、今井がバウアーのソードセレブレーションを控えめにやったこと。他の投手がやったら「何パクってんねんバカにしてんのか」となりますが今井ならリスペクトから来るもんだと分かるしバウアーも笑っていたことでしょう。憶測ですけど。
とにかく、良い投げ合いでした。
ソードセレブレーションは1分48秒のあたりです。
うん、何回見ても良い。唯一打たれてる牧を三振に取った時にやったというシチュエーションも良いですね。
最後に
いやぁホントにいい試合だった…まだ余韻に浸れるほどです。
しかも、今井投手は17奪三振。1試合17奪三振は松坂大輔さんの16奪三振を抜いてライオンズの球団記録でした。
素晴らしい!
交流戦でしか見られないのが勿体無い対決でした。