我が家のアイドル、フクロモモンガのポルコの爪が伸び伸びで、なんとかせんといかんという話を以前書きました。
せっかく爪切りを買ったので自分でやったほうが良いのは間違いないんですけども、結局動物病院に行って切ってもらうことにしたのです。
自分でやってみた!
実は、自分でもやってみたんですよね。爪切り買ったし。
ネットで情報もあるし、わかりやすいハウツー動画もYouTubeに溢れてるので問題ないだろうとカミさんと休日を合わせてチャレンジしたのです。
しかし、結局できなかった!
まーポルコが暴れる暴れる。動画で見た通りの持ち方でやってもスルスルと抜け出て逃げてしまう!本当は、もっと思いっきりギュッと押さえつけないといけなくて、そうしても問題ないんでしょうけども、何となく怖いじゃないですか。可哀そうだし。
断念して、結局ポルコに嫌がられるだけで終わるという。
そんなこんなで「まぁ、今度獣医さんにやってもらおうや」という結論に達し、今日に至りました。
ポルコ初めてのお出かけ
調べてみると、家から車で40分ほどのところに小動物とエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院がありました。電話で確認したところ「フクモモの爪切りできまっせ!」ということなので行ってきたわけですね。
思えば、ポルコが我が家に来てから外に出るのは初めての経験です。
さぁどうしたもんか。とは思いません。
こんな日も来るかと、こういうモノを用意していたのです。
いっしょにおでかけウィズキャリー!コイツに入ってもらえば安心してお外に出られるというもの!
ところが、です。ポルコが大人しく「わっかりましたー」なんて言いながら自分からこれに入るわけもなく。爪切りに挑戦したとき相当イヤだったみたいで、捕まえようとしても全力で逃げるんですよね。ケージの外を縦横無尽に走り回るので捕まえるのホントに大変ですよ。
20分くらいのんびりと追いかけっこしてたんですが、いよいよ出なきゃいけない時間になったので大好物のフルーツを見せておびき寄せ、噛まれながら無理矢理つかみ取りウィズキャリーに入れて車に拉致してレッツゴー。
キャリーの中で落ち着かず動き回りまくり写真をとってもピントが合わないポルコを連れてクリニックへ。
このあたりでぼくも既にグッタリ。
爪切った!いろいろ教わった!
受付を済ませて待ってると呼ばれるわけなんですけども、動物病院では普通なんでしょうけども、ペットの名前で呼ぶのどうにかならんのでしょうか。「コバヤシポルコちゃ~ん」なんて呼ばれて50歳のオッサンが立ち上がるなんてゾっとしたもんですよ。
まぁそれはいい。
呼ばれて診察室に入って、亡くなった方から引き取ったので性別、年齢の判別もして欲しい旨を伝えると「じゃあ外で待っててください」とのこと。コロナだから診察中は飼い主は診察室から出ておくらしい。爪の切り方とか見ておきたかったし、爪を切られてるポルコの写真も撮りたかったんですけど、まぁ仕方ない。残念。
しかし、早かった。爪切るのに10分もかからなかったんじゃないでしょうか。ぼくとカミさんは2人がかりで2時間ほどかけてしかも断念したのに、さすがプロです。
そして、いろいろ飼い方について聞けたのも良かった。
好物のヒマワリの種をキャリーにいっしょに入れていったんですが、「種子とかナッツ類とかは野生の状態では食べないし、歯の形状もそれ用になってないからあんまり上げなくて良い」とか言われちゃいました。おやつとかたまにならいいけど、主食にすべきではないと。
やっぱり餌はフクロモモンガ用のペレットが栄養バランスを考えるとちょうど良いらしいですね。「でもセンセ、あんまり好きじゃないらしくて食べないんですよ」と伝えたら「そりゃそうだ。あんまり食べないようならメイプルシロップをかけてもいい」とか言ってました。なんか、樹液とかハチミツは好んで食べるらしいです。それは知らなかった。
食は生命の鼓動に直結してますから、ぼくももっと勉強したほうが良いですね。
まぁとにかく、プロに色々教えてもらえたのは良かったです。
あ、あと肥満気味とか言われた。ナッツとヒマワリの種食べすぎでしょうね。気を付けます。
帰宅!
そして帰宅。
診察も入れて往復1時間半のおでかけ。その間狭い場所に閉じ込められちゃって大変だったポルコはいい子でした。
ノソノソ出てきたポルコを見ると、おおだいぶ爪が短くなっている!
このあと、自分のケージを見つけて一目散に自分の小屋に入っていってしまいましたが、頑張ったのでご褒美にカシューナッツをあげたら貪り食ってました。
また太るぜぇ!
最後に
しかし。
フクロモモンガの爪って割とこまめに切ったほうがいいらしいですけど、毎回毎回連れていくのも何だかなぁ。
やっぱり自分で切れるようにしないとまずいよなぁ。