以前こんなツイートをしてしまいました。
ハイビームバカ
— コバヤシマサキ@はてなブログマン (@Masa_kobayasi) May 20, 2022
あらやだバカだなんて。お上品なぼくが。申し訳ない。
しかしねぇ、常にハイビームしてる人多いのよね、実際。眩しいっての!
常にハイビームな人
まぁ、走行時は基本ハイビームで間違いないんですよ、実際。
昔は「えっ?まぶしくない?逆に危なくない?」なんて感覚で、ホントに暗くて見えないときしかハイビームにしてない人のほうが多かった気がしますけど、いつだったか「ハイビームで走れ」なんて話題になってから増えたような。
調べてみると、2017年に改正道路交通法が施行されたときに警察が「常にハイビームが正解、対向車とすれ違う時だけロービーム」と言い出してそこで話題になってからみたい。そうだそうだそれくらいからだ。
あれからなんだか車で走ってて「眩しい眩しい」と思うことが多くなりました。当人は「えっ、ハイビームで走らなあかんのよ知らないの」ってなもんでしょう。それか何も考えてないか。
何も考えてない人は、例えば対向車がハイビームで突っ込んできたときに自分のことなどお構いなしに「眩しいなぁ何考えてんの」って平気でいうので置いとくしかないんですが、「俺は正しい」という人には「ちょっとは考えろよ」って思います。
道路交通法第52条第2項を読め!
「常にハイビームが正解」と警察が言ったのは道路運送車両の保安基準(前照灯)第32条に依ります。
そこでは、すれ違い用前照灯は40m、走行用前照灯は100m先を照らすことができると定められています。「すれ違い用」がロービーム、「走行用」がハイビームです。走行するときは当然走行用を使うべきですから、走行するときはハイビームが正解なのは間違いないのです。
「ほれみろハイビームが正しいじゃないか」という声が聞こえてきそうです。しかし君らは間違っている。道路交通法第52条第2項を読め。
抜粋します。
「車両等が、夜間、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない」
すれ違うとき、車列の先頭じゃないとき、そのほか他の車両の交通を邪魔するときは「光度を減ずる等灯火を操作しなければならない」のですよ。
つまり、
そのハイビームを下げろ。
簡単にいうと、あなたのハイビームで誰かが「眩しい」と思ったらダメなんですよ。信号待ちの先頭で煌々とハイビームを焚くなどもってのほかです。
車の運転ってのは灯火の操作に限らず常に頭も体も緊張させて忙しくするべきなんですよ。ボケっとハイビームで走ってる場合ではないのです。
他の車のうしろについたら下げる、対向車が来たら下げる、いちいち下げる、下げる、下げる!そしてその都度その場面になったら上げる!上げる!上げる!
忙しい!
最後に
というわけで、周りの車のことも考えて、気を付けて緊張して運転しましょう。
最近は法律に則って自動でハイビームになったりするのもあるらしいし、そもそもライトの性能が良くなりすぎて眩しかったりするらしいですけども。
それにしても、Twitterで「ハイビームバカ」って検索したら結構出てきて笑う。みんな困ってるんだなぁ。