リリース当初はメンテ地獄でなかなかプレイできなかった『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』。栄冠ナイン。栄冠クロス。
その後無事サービスも安定して安心してプレイできてる状態で、ぼくも毎日球児たちを育てています。
いやぁ、面白いわ。
甲子園初出場!
このゲームはガンガンチームが強くなってさっさと甲子園優勝してヒャッハー俺TSUEEEE!となるゲームではありません。実際の高校野球チームよろしく練習しまくり色んな青春が起こりジワジワとチームを強くしていくのです。まぁ、だから面白いし、高校野球シミュレーションなんてこんなもん。
ウチの高校「地獄屍学園(じごくしかばねがくえん)」も毎年毎年地区予選で敗退を繰り返し、「甲子園なんて夢のまた夢」という状態でした。それでもジワジワと強くなる地獄屍学園。
そして、ついに!6年目!念願の甲子園出場を果たしました!
いやぁ!嬉しかったあ!実はウンコでトイレにこもってるときに甲子園初出場を果たし、「よっしゃ!」と声を出してしまったことは別に秘密ではありません。
ちなみに、甲子園初出場メンバーはこんなかんじ。
村雨と蛇島という特待生1、2番に主砲鍵和田で点を重ね、ノーコンながら三振をバシバシ獲る大胡が投げ切るというのが野球スタイル。
しかしまだチーム総合力3984ということで、到底甲子園で通用する戦力ではなく、あえなく敗退。
1回戦だったか2回戦だったか忘れましたが、甲子園で初勝利!という記憶はないので初戦敗退なんでしょう。まぁそんなもんですよね。
しかしこれで燃えてきました。ぼくはこれをキッカケにどんどん『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』にのめり込んでいき、地獄屍学園育成に命をかけるようになったのです。
自分の弱さ甘さをつきつけてくる『栄冠クロス』
しかし、ぼくはちょっとこの『栄冠ナイン』でイヤな気持ちになっているのです。ハマっているけどイヤなんです。
それは、「特待生」の存在。
ウチの甲子園初出場メンバースタメンでは、村雨と蛇島、そして小田切ですね。
『栄冠クロス』の「特待生」
『栄冠クロス』はスマホで遊べるソシャゲであるからして、もちろんガチャというものがあります。
そのガチャでゲットできる選手たちこそ、「特待生」。マネージャーも居ますがそれは今回は割愛。
「特待生」はこれまでの『パワプロ』シリーズでお馴染みのキャラクタたちで、レアリティももちろんあります。
彼らがチームにいると、特殊能力アイコンが出たり機材練習が出たり「指導タッグ」なんてものが発動したり特別なイベントが出たり、まぁいいこと尽くめ。もちろん、選手としての能力もほかの一般生よりも強力ですから、つまりはチームを強化するためには不可欠な存在です。
「特待生」ホントはいらん
しかし、ぼくはホントはこの「特待生」いらないと思ってるんですよ。
高校野球シミュレーションゲームで監督をする楽しみは、やっぱり現実よろしく弱小チームを強豪に成長させることです。ジワジワと成長する選手たち、その能力のシンクロもだんだん強化していって少しずつ強くなるチーム。「今年はどこまでいけるんだ。今年こそ行けるのか」みたいな状態を何年も何年も繰り返しついに甲子園!みたいな繰り返しが、ホントに楽しい。
そこに、スーパーマンはいらん。まるでひとりでチームを勝たせるような、山田太郎や上杉達也や茂野吾郎みたいな選手はいらんのです。
実際の高校生のような平凡な選手たちから小さな才能を見いだし、それぞれのその才能を伸ばしてチームを作り上げる、これこそが醍醐味じゃないですか。
だから、特待生はいらん。
自分の甘さ弱さがイヤになった
なので、別にガチャを回さないで一般生だけでチームを編成し育成すればいいのです、ぼくは。
でもね、そこにガチャがある。
そして、パワプロのキャラクタたちは魅力がある。
リリース記念でガチャを回すダイヤもいっぱいある。
ガチャ引くよね。
イヤやわぁいらんわぁなんて思いつつ、ガチャを引く。自分への嫌悪感を脇に置いて、ガチャを引く。
出てきた選手たちに、「おおおおお!」とか喜ぶ。「ようこそ地獄屍学園へ!」とか言っちゃう。
そして育ててると、どうしても一般生よりも愛着が湧いちゃう。そしてまた、我慢できないし自分の信条を守れない自分がイヤになる。
ああいやだ!
最後に
まぁ、特待生がひとりふたりいたところで甲子園優勝を飾れるほど『栄冠クロス』は甘くないので別にいいんですけど。
ぼくはそうやって自分の心と折り合いをつけて今日もガチャを回すのです。
パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード
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