ぼくは男です。
なので、エッチな情報は大好きです。これはもうどうしようもない。
そして、ぼくはゲーム好きです。
なので、エッチなゲームも散々遊んできました。18禁のアダルトゲームが氾濫した9801全盛のときに青年になったのでそのころはそりゃあ遊んでましたさ。
しかし、じゃあ一番最初にプレイしたエッチなゲームは何か、となると、その時期はもっとさかのぼります。
そのとき、ぼくは中学1年生。そしてそのゲームとは、『エルドラド伝奇』。『エルドラド伝奇』がぼくが一番最初にプレイしたエッチなゲームになります。
エルドラド伝奇
『エルドラド伝奇』は、1985年にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたパソコン用のアドベンチャーゲームです。
作者は漫画家の槙村ただしさん。彼がエニックスの『第3回ゲーム・ホビープログラムコンテスト』に応募し、優秀プログラム賞を受賞した作品になります。
夜中にいきなり親友から電話がかかってくるところからストーリーは始まり、その親友は殺され、親友の妹も見当たらない。親友が残したメッセージにあったアマゾンの奥地の黄金の都・エルドラドを目指して主人公は冒険に出ることになります。まぁ、当時のアドベンチャーゲームにはありがちなシナリオではあります。
ゲームはコマンド入力方式で(ただし、カーソル移動で対象物を選択する要素はある)、そこまで難解というわけではありませんでした。たびたび理不尽なものもあって、ベーマガのチャレアベでも山下章先生が怒ってましたけど。
エッチな『エルドラド伝奇』
さて、今回は「一番最初にプレイしたエッチなゲーム」として『エルドラド伝奇』を紹介するので、ゲーム内容やアドベンチャーゲームとしてのデキなんてもんは書きません。いかに『エルドラド伝奇』がエッチなのかのみにフィーチャーしたいと思います。
パッケージ
まぁ、そもそもがパッケージがこれなんですけども。
(画像掲載元:http://fm-7.com/museum/softhouse/enix/030502000.html)
もう、ビキニのねーちゃんと少女が前面に出てます。これをエッチと言わずしてどうするってカンジです。
こんなん見せられたら正しい中学生男子はそりゃあ反応するわけです。
槙村ただし
前述したように、このゲームを作ったのは漫画家・槙村ただしさん。槙村ただしさんと言えば永井豪さんを師匠にもち、『ドロロンえん魔くん』なんかも描いてた漫画家さんですけど、エニックスの『マリちゃん危機一髪』(めっちゃくちゃシュールなゲーム)でゲーム作家デビューもした人物です。
その作品を見ればわかる通り、現在も別名義で18禁の同人活動をしてらっしゃるほどの、お色気路線の巨匠です。
『エルドラド伝奇』だって、つまり、そういう人が作ったゲームなんですよ。
ネコみたいな女性の「星」
『エルドラド伝奇』には、パッケージに描いてあるネコのコスプレしてるようなおねーさんがワンサカ出てきます。ミケ族とシャム族というエルドラドの住人なんですけど。
そして主人公は、ストーリーの展開上、彼女らの身体に刻まれた「星」を確認することが何度となくあるんですけども、その「星」はビキニみたいな衣装を着てるとわかりません…。
ハイ、わかりましたね。
その「星」というのが彼女らのお胸の近くだったりお尻のあたりだったり下腹部の……のあたりだったりして、その部分がいちいち画面にドアップで出てくるのです!
うん、エッチだ。
プレイ動画
ホントは、スクショなんかも用意してペタペタ貼ろうかとも思ったんですけども、一応やめておきます。
代わりと言っては何ですが、プレイ動画がありましたので、気になる方は見てみてくださいな。かつて遊んだ人も懐かしんで楽しめると思います。
『エルドラド伝奇』とぼく
『エルドラド伝奇』はさすが現役漫画家が書いただけあってストーリーも面白く、謎も難しすぎず易しすぎず、つまりはアドベンチャーゲームとして良く出来た作品だったわけですけども、当時の中学1年生のぼくはそんなことはどうでも良く、プレイしては「ああー早く先に進めて新たな猫耳のお姉ちゃんに会いたい!」「早くその星を見せろ!」とか思ってたわけです。だって仕方がないじゃないか。中学生男子だもの。
別に18禁のアダルトゲームだったわけじゃないので(当時そういう概念があったかどうか定かではありませんが)、いわゆるカラミとかの描写はないんですけども、ただただ女性を象徴するような部分がドドーンとドアップで出てくるのがもうたまらんかったんです。だって仕方がないじゃないか。中学生男子だもの。
最後に
そんなわけでした、ハイ。
実は、ぼくはこの『エルドラド伝奇』を親父に買ってもらったんです。いっしょにラオックスに行って。
このパッケージのゲームを中学生の息子に買い与えるかね、と今となっては思いますけども。
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