コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

PC-8801markⅡSRとともにあった14歳の夏休み

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


ぼくは親父の仕事の都合で大阪と埼玉を言ったり来たりしていたんですが、14歳の中二の夏休みに埼玉から大阪へ何度目かの引っ越しをしました。

それが8月の頭だったので、夏休み真っ最中で新学期が始まるまで学校に行く用事はなく、時間がありあまっていました。なんせ、引っ越していっしょに遊ぶ友達も皆無ですからね。

そんなときに、ぼくの相手をしてくれたのが相棒のパソコン、PC-8801markⅡSRでした。

その夏休みは、ずっとこの相棒と過ごしてました。

餞別にもらった『三國志』と『北斗の拳』

というわけで14歳の夏休みは8801mkⅡSRとともに過ごすことになったわけですが、一番遊んだのが光栄(現コーエーテクモゲームズ)の『三國志』とエニックス(現スクウェア・エニックス)の『北斗の拳』です。

パソコンゲームの話で知り合った先輩がいまして、その先輩はマジックコピーというご法度なツールでゲームをコピーしてくれる人でした。

www.cobalog.com

『三國志』と『北斗の拳』はその先輩が引っ越すときに餞別としてくれたものです。もちろんコピーしたやつダメなやつ。それまでにも『三國志』でいつもいっしょに遊んでて、それでコピーしてくれたんです。『三國志』はぼくにとって、それで歴史に、歴史シミュレーションゲームに目覚めたというタイトルですから、それをわかっててくれたんでしょうね。

『北斗の拳』は「まだ遊んだことないやつで遊んでみたいやつ」という理由でリクエストしたような気もしますが、よく覚えてません。

とにかく、時間がありあまる夏休みを過ごさなければならないぼくにとって、この2作は非常にありがたい存在でしたね。

ぼくはその夏休みは中国を統一しまくり、悪人の秘孔を突きまくって過ごしました。

www.cobalog.com

買ってもらった『オホーツクに消ゆ』

もうひとつ、ぼくの14歳の夏休みを彩ったパソコンゲームがあります。

それが、『オホーツクに消ゆ』です。

『ドラゴンクエスト』シリーズでお馴染みの堀井雄二によるミステリ推理アドベンチャーゲームで、『ポートピア連続殺人事件』、『軽井沢誘拐案内』とともに「堀井ミステリー三部作」と称されるタイトルです。

www.cobalog.com

この『オホーツクに消ゆ』は、「長い夏休みヒマなので長く遊べるゲームを買ってくれ」と親にねだって買ってもらいました。親としては夏休み途中で引っ越しをしてしまい申し訳ないという気持ちがあったと思います。ていうか、ぼくもそこを衝こうと思ってねだったんですけど。

で、本格的な推理アドベンチャーゲームなら解くのは難しそうだし何日も遊べるだろうということで『オホーツクに消ゆ』のパッケージを手にとったのを覚えています。

まぁ、すっかりハマってしまってずっと北海道に飛んで推理することになり、3日で終わっちゃったんですけど、思い出深いゲームです。

最後に

なんというか、そのゲームのことを考えると気温やら匂いやらをすべてを身体全体で思い出しちゃうようなゲームってあるじゃないですか。

ぼくの場合『三國志』と『北斗の拳』、そして『オホーツクに消ゆ』がそれです。これらのゲームのことを考えると、あの部屋の暑さや外から聞こえるセミの声やオカンが作ってくれた甘く冷たいアイスティーの味までもが感覚として戻ってくるんです。

今思えば、ひとりだけど特別な夏休みでした。