お盆でカミさんの実家に帰省してました。ずーっとボケーっとしてただけなんですけども、まぁ家庭の親父の役目といえば車で家族を運ぶことだけなので別にそれでいいのです。
で、やっとこさ帰ってきたんですが、これがまぁひと悶着ありまして。簡単に言えば、死んでもおかしくなかった。
ガソリン臭い!!!
車に荷物を積んで全員乗り込み、さぁ家に帰るぞと出発してしばらくすると、なんか臭い。車内が臭い。これは何だ?考えてみると、これはガゾリンだ。
「なんかガソリン臭くね?」と聞いたところみんな「臭い」と応える。
次の車検まで乗って次はもう軽自動車でいいやと思ってそれまでダマしダマしやっていこうと思っていた矢先になんてこと。そのまま帰っちゃおうとも思ったんですが、ガソリン臭いというのは絶対にヤバい。
なので、近くのガソリンスタンドに急遽ピットインしました。
燃料ポンプからガソリンが!
そして、下をのぞき込む整備士さん。「あー、ここか」とさっそく合点してました。
「ジャッキアップするので見てください」というので見てみたら、「はー、漏れてる」。漏れてるのはわかりますが、車にまったく興味がないぼくですから、この漏れてる部分が何だかわかりません。
「これ、何ですか何で漏れてるんですか?」と聞いてみると、「これは燃料タンクからエンジンにガソリンを送るポンプです。この継ぎ目のパッキンがおそらくダメになっている」とのことでした。
しかし、そこのガソリンスタンドはショボくて(失礼)「ウチじゃ直せない」とか言い出しました。時間も時間だったので(この時点で19時くらい)、一旦カミさんの実家に戻りました。「走行中にガソリンが飛んで加熱してる部分にあたると最悪炎上する」とか言われたので、レッカー呼びましたよ。
そして、「修理を頼むところに説明するのに写真撮っときますか?」とか言ってきたので「気が利くやないか」と写真を撮りましたが、よく分からない。
うーん、ぼくは分かりますが何の説明もないと何が何だかわからん写真ですね。どうしようもないですね。
お盆に車の修理は無理!
そして翌日。
お義母さんが使っている近所のガソリンスタンドへ徒歩で行き状況を説明、対応できるか聞くと出来るという。昨日のスタンドとは違いますね。しかし本当にディーラーに行ったほうがいいとのこと。そりゃそうだ。でも、車のメーカーなんてお盆はガッツリ休んでいるとのこと。そりゃそうだ。そして、ここで直してもらうにしてもやっぱり部品はメーカーから取り寄せなければならないのでどうしても対応はお盆休み明けになるとのこと。そりゃそうだ。
しかし、部品があるところを探してあちこちレッカーで移動したらいくらかかるかわからない。家までレッカーでとりあえず運ぶ?それこそいくらかかるんだ。というわけで、もうこのガソリンスタンドに依頼することにしました。計算したら、置いといてレンタカーで帰って直ったらまた新幹線でぼくだけ車を取りに来る、そのほうが安上がりだったので。しかし、めんどくさー。
車内がガソリン臭くなったらすぐに直せ!
というわけで、散々だったわけですが、あとから色々調べてみると、やっぱりそのまま乗ってなくてよかったですね。マジで車両火災になるらしいです。熱くなっている排気管などに付着したりするとあっという間に火の手が上がるみたい。そして、燃料ポンプ(フューエルポンプ)は5万キロ~10万キロ走るとヘタってくるらしい。
なのでみなさん、車走らせてて「なんかガソリン臭いな」と思ったら速やかに車両を止めてエンジンを切りましょう。命あっての物種です。
そして、イザというときのために任意保険は絶対入っといたほうがいいし、ついでにJAFも登録しておきましょう。