みなさんは『Get Along Together-愛を贈りたいから-』という楽曲はご存知でしょうか。
来年50歳を迎えるぼくと同年代の人はきっと知ってると思います。聴けば「あーあーあれね!」ってなると思います。
そして、思い出してもしかしたらちょっとウンザリしちゃうかもしれません。少なくともぼくはそうです。
うん、やっぱり今聴いてもウンザリ!
『Get Along Together-愛を贈りたいから-』とは
『Get Along Together-愛を贈りたいから-』は1993年1月にリリースされた楽曲です。歌うは山根康広さん。
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山根康広さんのデビューシングルなんですが、実は最初は『Get Along Together』というタイトルでした。リリースした同年9月にセカンドシングルとしてリメイク、『Get Along Together-愛を贈りたいから-』というタイトルに変わったとのこと。
これが有線放送から日がついてロングヒットとなったわけですよ。
もう二度と聴きたくない『Get Along Together-愛を贈りたいから-』
で、元々この曲は山根さんが結婚する友人のために1週間で書き上げたそうなんですが、そうであるがゆえに男性が結婚する女性に愛を語るといった内容の歌詞です。そして当然、結婚式で歌われるにはうってつけの歌となっております。
これが、ぼくら世代にはマズかった。
この曲がリリースされたのが、ぼくが21歳になる年です。そしてこの曲は先ほども書いたようにロングヒットしてます。ロングにヒットしまくり、結婚式の定番ソングとなっていきます。内容的に新郎が歌いたがります。
それでですよ。ぼくらが20代半ばになってくると周りの連中がドンドン結婚していきますよね。20代半ばは友人の結婚式に一番呼ばれる時期ですよね。そこに、居るわけですよ、『Get Along Together』が、結婚式定番ソングとして。
もう、わかりますね。
結婚式に呼ばれるごとに友人=新郎がどいつもこいつもこの歌を歌うんですよ、全然ない歌唱力で。ヘッタクソなのに恍惚の表情でブッサイクな嫁はんを見つめながら歌ってるんですよ。
地獄の時間。
こっちはお前の嫁はんの友だちがカワイイ子だったら何とかして、とか思って参加してんのに何でお前のヘタクソな歌を聴かなあかんねん、みたいな。
そんな時間を何度も経験してきたので、ぼくは『Get Along Together-愛を贈りたいから-』をもう二度と聴きたくないのです。あのイントロのメロディアスなピアノの音が聞こえてくるともう憂鬱になります。
最後に
最後に言っておきますけど、聴きたくないからといって山根康広さんが悪いわけでも、この曲が駄作なわけでもないですからね、当然。むしろ詞も曲も素晴らしい名曲ですよ。
ぼくはただ、友人の人生の恥部を思い出したくないだけなんです、ええ。