昨日の昼に、川幅うどんを食べてきたのでレポートします。
その前に、皆さん「川幅うどん」って知ってますか?「こうのす川幅グルメ」の代表的な料理なんですけど。
川幅グルメって?
こうのす川幅グルメは、鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の幅が日本一であることにちなんで誕生した「こうのす川幅うどん」に代表される鴻巣市のご当地グルメです。
普段の川幅は数十メートルですが、国土交通省は河川敷を含めた堤防の間を「川幅」と定めており、河口より上流62キロメートル地点の両堤防間の幅が2,537メートルであり、日本最長となります。
現在、御成橋のたもとと吉見町大和田の堤防に、「川幅日本一の標柱」が建てられています。
町おこしで生まれたんでしょうか。ひな人形だけでは飽き足らず、こんなものまで売り出すとは、やるな、鴻巣市。
久良一
腹を空かせて伺った先は『久良一(くらいち)』。埼玉B級ご当地グルメ王決定戦に川幅うどんで勝負に出て見事準優勝を勝ち取ったお店です。ここが川幅うどん発祥の店らしいですよ。
なんかいい感じに古くなってる店構え。鴻巣駅からだと中山道を上っていってしばらく行くと左手にあります。
さて、川幅うどんを食うよ
メニューはこんな感じ(普通のメニューもあります)。
埼玉B級ご当地グルメ王決定性で準優勝を飾ったのは一番下の「川幅みそ煮込みうどん」。なのに光って見えにくくてゴメン。
このみそ煮込みうどんを食いにいったわけですけど、気になっちゃった「川幅2537うどん」。日本一の川幅2537メートルにちなみ、にく、たまご、みずな、なすをトッピングした川幅うどんで、コウノトリの巣に見立てて盛り付けているらしい…。鳥の巣…?
これが数量限定とありますが、聞いたら大丈夫!ということなので川幅2537うどんを頼みました。
おおう。肉と玉子は春巻の皮を揚げた皿に入っています。鳥の巣ェ…。その下にある白いのがうどんですね。
さて、食いますか。
太っ!ゆーとぴあのゴムパッチンのゴムが入ってんのかと思った!
ていうかナニコレ。正直、うどんがこれだけ太いと食いにくいっす。でもむっちゃくちゃモチモチしててウマい。こんな形状だとうどんのコシなんかなさそうに見えますけど、スゴいモッチモチです。ゆえに結構重く、重いのでよく箸から滑り落ちたりしますのでご注意。
それよりなにより、出汁がめっちゃウマいよ!噂によると蛤らしいですね。色がまったくないので薄味かな、と思いきやさにあらず。結構な濃さで激ウマです。
さらにメニューにも書いてありますが、ごま油を入れるとコクが増すとのこと。さっそく試してみたのですが、おいしいおいしい。一気に口の中が中華になります。出汁とごま油がこんなにマッチするなんて思いもよらなんだ。
普通のそばも食いたい
ぼくはあまり外でうどんは食べないのですが、せっかく埼玉に、しかも鴻巣の隣の隣の市に住んでいるんだから、一度は食べようと思ってたんですよね。
これ、昼メシに食べたんですけど、結構キますよ。
幅が広いうどんが腹に入って時間が経つと猛威を奮うので気をつけて。
ちなみに、隣の人が食ってたざるそばもかなりウマそうだったので、次はざるそば食うかなぁ。