何度か書いていますが、ぼくは水木しげる先生の影響で妖怪マニアと化した少年期を送り、水木しげる先生を尊敬してやまない人間です。
そして、水木先生の代表作と言えば『ゲゲゲの鬼太郎』。そんな『ゲゲゲの鬼太郎』の決定版が登場しました。タイトルは『決定版-ゲゲゲの鬼太郎』。
しかも、毎月刊行して全10巻になるらしい。
『決定版-ゲゲゲの鬼太郎』とは
『決定版-ゲゲゲの鬼太郎』は、文庫サイズのコミックスで、2023年1月に第1巻が刊行されました。以降、1ヵ月に1回刊行され、全部で10巻になるそうです。
『ゲゲゲの鬼太郎』は講談社の「少年マガジン」、小学館の「少年サンデー」などに連載されましたが、今回のようにまとまるのは初になると思います。
(画像掲載元:https://amzn.to/3WZJDUw)
ぼくもおそらくマガジン版しか読んだことがなく、全貌が掴みにくかった『ゲゲゲの鬼太郎』がまとまってくれるのは非常にありがたいことですし、大変貴重な10冊になるのではないでしょうか。
第1巻と第2巻のオススメの収録作品
『ゲゲゲの鬼太郎』は掲載誌がまとまってなくて全容がよくわからなかったんですが、これでそれがクリアになるのがありがたい。それはそれとしていいのですがしかし、気になるのは当然その内容です。
そこで、2023年2月3日現在発表されている第1巻と第2巻の収録作品を書いておきましょう。
- 第1巻 手/夜叉/地獄流し/猫仙人/おばけナイター/水虎/吸血木/ゆうれい電車/妖怪大戦争/大海獣/だるま/妖怪城/鏡爺
- 第2巻 吸血鬼エリート/妖怪獣/猫娘とねずみ男/見上げ入道/妖怪ぬらりひょん
『ゲゲゲの鬼太郎』は基本的に1話完結なんですが、たまに登場する長編シリーズが面白いんですよね、個人的には。第1巻の「妖怪大戦争」と第2巻の「吸血鬼エリート」と「妖怪獣」はぼくの大好きな長編です。
特に、「妖怪獣」は八百八たぬきが妖怪獣をつかって日本の征服を図るという壮大なお話で、最後はアメリカ軍まで登場するホントに面白い内容です。オススメ。
これがまた読めるってだけでもありがたいですね。
ありがたいばっかり。
最後に
というわけで、大変ありがたい『決定版-ゲゲゲの鬼太郎』ですが、第1巻は2023年1月20日に刊行済み、第2巻は2023年2月21日に発売予定となっています。
以降、毎月毎月登場するわけですね。
これはもう、水木ファン妖怪ファン鬼太郎ファンは絶対に揃えなければなりません。ぼくも、カミさんに稟議あげてくる!(期待薄)