『Ingress』が流行ってからというもの、『ポケモンGO』から始まり『ドラクエウォーク』、最近では『ピクミンブルーム』などなど、タイトル数こそ少ないもののいわゆる位置ゲーというスマホアプリが流行っています。
ぼくも遊んでは飽き遊んでは飽きしているわけですが、そんな中、『水木しげるの妖怪写真館』を位置ゲーにしたらどうかなんてことを夢想してたりします。
面白いと思うんですよねぇ。
『水木しげるの妖怪写真館』とは
とか言ったところで、みなさん『水木しげるの妖怪写真館』って知ってます?
『水木しげるの妖怪写真館』は1999年にネオジオポケットでリリースされたゲームです。ネオジオポケット!懐かしいですね。
確か以前記事にしたなぁと思って探してみたらありました。
『水木しげるの妖怪写真館』は、1999年に発売された、ネオジオポケット用のゲームです。
日本全国を旅して120種類の妖怪を写真に収めるという、奇抜な内容のゲームですが、要するに『ポケモン』の亜流で、結構良く出来ています。
ポケモン=妖怪、戦闘=撮影、ということです。
写真をウマく撮るためにキャラを成長させる他、動き回る妖怪のベストショットを撮るためにプレイヤー自身の撮影の腕も上げなければならず、なかなか奥深いゲームでした。撮った写真でプレイヤー同士で対戦できるのもアツい。
全然売れませんでしたが、妖怪好き水木しげる好きにはたまらない1本となっております。
『妖怪写真館』の位置ゲー化希望
で、ぼくはそんな『水木しげるの妖怪写真館』を位置ゲー化したらどうかと言っているわけです。
日本全国にその土地の妖怪を配し、プレイヤーは旅行したときにでも妖怪を探し出し、そしてARを使って実際にスマホで撮影する。これはワクワクしますよ。そもそも妖怪というのは日本全国の民俗や伝承に基づくものですから、日本全国に色々といるわけですからね。
砂かけばばあに会いたいなら近畿地方の竹やぶを探し、ぬりかべを撮影したいなら九州北部の山道を夜中に歩き、一反もめんならピンポイントに鹿児島の大隈地方に行かなければなりません。沖縄に行ったらシーサーとキジムナーを絶対見つけたくなるでしょう。うん、やっぱりワクワクする。
日本全国にいかなければ妖怪コレクションをコンプリート出来ませんが、コンプリートだけがゲームじゃない。決まった妖怪を狙って旅行の行き先を決めたり、たまたまどこかに行ったときに偶然知らない妖怪に出会ったり、その体験こそがゲームでしょう。
ぼくがずっと遊んでいる『ニッポン城めぐり』なんか日本全国に3000の城が登録されてますよ。それらは実際に近くまで行かないとコレクションされませんし、ぼくのコレクションだってやっとこさ500を超えたところですけど、これがあるだけでどこかに行くのが楽しいですよ。
スマホ版『水木しげるの妖怪写真館』はそんなゲームになって欲しい。京都なんかウジャウジャいるんでしょうねぇ。
最後に
売れたら海外まで広がったりして。バックベアードを撮影するためだけにアメリカに旅行したりして。
まぁでも、プレイ人口は伸びないでしょうね。小学生のときに妖怪を描き勝手にクラスの壁に張り出して日替わりで紹介していたぼくみたいな人間以外遊ばなそうですもんね。
ああ、夢か…。これは本体ともども買い戻すしかないか…。しかし、当時本数が出なかったのでプレミア付いちゃってるんだよな…。