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大河ドラマ『麒麟がくる』で摂津晴門を演じる片岡鶴太郎に期待している

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今までで一番好きだったNHK大河ドラマ『太平記』以来、久々に毎週楽しみに視聴している大河ドラマ『麒麟がくる』。

脚本が『太平記』と同じ池端俊策さんなので安心して見ていられます。

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ドラマではいよいよ足利義昭を担いで織田信長が上洛を果たす段になりました。

次回予告で鶴ちゃんが?

そんな『麒麟がくる』の10月11日放送分も観終わって次回予告(つまり10月18日の内容)を見ていると、片岡鶴太郎さんが悪そうな顔で映ってきました。

「あれ?鶴ちゃん今まで出てきてないよな。新しい登場人物か。へー」

とそのときは何とはなしに見ていたんですが、しばらくしてから「あっ!」と声が出ました。

よく考えたら、片岡鶴太郎さんはぼくの一番好きな大河ドラマ『太平記』にも出ていました。鎌倉幕府執権の北条高時役で。

『太平記』の中で片岡鶴太郎さんは、公家化してしまった武士(の棟梁)を怪演しており、佐々木道誉役の陣内孝則さんと同様のインパクトをぼくに与えていました(そういえば陣内さんも『麒麟がくる』に今井宗久役で出てますね)。

摂津晴門の片岡鶴太郎

「おお!鶴ちゃんまたなんか公家っぽい格好やったな。一体誰を演じるんや?」と思ったぼくはすぐさま調べたわけですが、どうやら室町幕府政所頭人の摂津晴門(せっつ・はるかど)を演じるらしい。

麒麟がくる 摂津晴門 片岡鶴太郎
(画像掲載元:摂津晴門/片岡鶴太郎 | 登場人物 | 『麒麟がくる』

摂津晴門は、足利義輝、足利義昭に仕えた実力者ですが、記録はあんまり残っていません。義輝が討ち死にした永禄の変で息子を亡くしていますが晴門は逃れ、いつのまにか細川藤孝らとともに義昭の側にいて上洛を果たしています。その後、義昭に怒られて逼塞を命じられたりしてますが、いつの間にか許されて義昭の朝廷への使者として記録に出てきたりしている…。

きっと、そんな謎多き経歴が脚本の池端さんの目に留まったんじゃないでしょうか。

『麒麟がくる』の片岡鶴太郎に期待

NHKの公式サイトのキャストメッセージによると、鶴太郎さんは「一番の悪役と聞いております」と述べていますから、のちに対立する信長と義昭の間に入り義昭のために暗躍するという役どころになるんじゃないかなと推測しています。ていうか、鶴太郎さんが「裏で画策する摂津晴門」とも言ってますから、それは間違いないでしょう。

信長に反発していく義昭は、武田信玄などに呼び掛けて「信長包囲網」を生成しますが、それを自分だけで考えだして実行したとは誰も思いませんよね。ぼくの場合、今までは松永久秀や本願寺顕如がそうしていたと考えたりしていましたが、そうですか摂津晴門ですか。

反信長の大名たちの間をコッソリと行き来し、裏で義昭の手足となっていた人物。

確かに、そういう役柄にシックリくるのは経歴に穴がある摂津晴門なのは間違いありません。そこに目をつけ、片岡鶴太郎さんをキャスティングした池端さん、さすがという他ありません。

いや、役どころはぼくの推測でしかありませんが、片岡鶴太郎さんが池端さんの脚本で動く例は『太平記』で見てますから、おそらく当たらずとも遠からずってところだと思ってるんですけどね。

これは面白くなりそうです。

最後に

『太平記』のときもそうですけども、織田信長の染谷将太さんといい今井宗久の陣内孝則さんといい今回の摂津晴門の片岡鶴太郎さんといい、池端さんのキャスティングにはハズレがない(ぼくにとって)ので、毎週楽しみで仕方がないです、ハイ。

大河ドラマ『麒麟がくる』で染谷将太の信長を楽しんでいる - コバろぐ