フジテレビ系バラエティ『とんねるずのみなさんのおかげでした』の人気コーナーだった『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』が特番として2018年11月24日に放送されます。
タイトルは、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』。
しかし、とんねるずの木梨憲武さんと審査委員長の関根勤さんは出演しないそうです。でも石橋貴明さんはちゃんと出る。
とんねるずの冠番組の人気コーナーの番組に木梨さんがいないのはおかしいし、モノマネを見たあとで的を得てるんだか得てないんだかよくわからないコメントを残してくれた関根さんがいないなんてのもどうかしてる。2人とも『細かすぎて~』には必要不可欠な存在ですから。
一体ナゼ?
ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ
改めて公式サイトを見てみると、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』に出演するのは石橋貴明、バナナマン、今田美桜とモノマネをする方々、ということになってます。
ぼくのお気に入りのモノマネ芸人は古賀シュウさんですが、もちろん彼は出るんでしょうね!?とか思いつつ、やっぱりノリさんがいない。
ノリさんがいなくてこの番組が成り立つんでしょうかね!なんて居丈高に叫んでしまいましたが、どうやらこの番組は、みなおかのいちコーナーだったあのテイではやらない様子。
なるほど、フジテレビとしてはあくまでもタカさんの新しい番組というテイでやりたいんだな、というカンジ。
モノマネが見られればオッケーなので別にいいんですが、あのコーナーのファンだった身としてはちょっと複雑な気分。
なんでノリさんいないのよ。
ノリさんが出演しなくてタカさんが出演する
なんでノリさんいないのよ、と思うと同時に、ぼくは逆になんでタカさんはいるのよ、と思いましたね。
そこで、『細かすぎて~』の特番にノリさんがいなくてタカさんがいる理由を考えてみました。
木梨憲武が出演しないワケ
ここで興味深い記事を見つけました。
【木梨憲武】特番「細かすぎて伝わらない」木梨憲武&関根勤不在のワケ|日刊ゲンダイDIGITAL
まぁ、ゲンダイなんでソースとしてアレなんですけど、この記事によるとノリさんがいないのはこういうわけらしい。
「ノリさんは終了した番組の1コーナーをそれだけ切り取って復活させるのはおかしいと異を唱えたんです。番組は打ち切ったのにとご立腹だった。関根さんはそんなノリさんの心情と考えに同調し、2人は出演オファーを断ったそうです」(中堅芸人)
なるほど、わからなくはないですね。
「番組を打ち切っといて、自分たちが作り上げたコーナーを数字が獲れるからってそれだけ復活させんのか、都合いいなオイ」ってワケですね。
そこにあるのはノリさんのプライド。
きっとノリさんは自分の“仕事”として冠番組をやってただろうし、特に『細かすぎて~』は長い年月をかけて磨き上げてきたコーナーですから、その完成品だけをウケるからってオモチャのように扱うのが我慢ならないんでしょう。
そうは言っても自分だって稼げるんだから出演しそうなもんですけど、そこは自分の信念に則って出演しない。
ノリさん男やで!
石橋貴明が出演するワケ
ノリさんがプライドを持って出演しないことを選んだのだとしたら、じゃあなんで逆にタカさんは出演するんだろう。
自分の作品に対するプライドはないのか?という話になっちゃいそうですが、きっとタカさんの場合も『細かすぎて~』に対する思いがあるんだと思います。
きっとタカさんは自分たちが作り上げた『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』をずっと存続させることを優先したんでしょう。おそらく、安易にコーナーを復活させるフジテレビに対してはノリさんと同じ思いがあると思うんです。
しかしそれも、『細かすぎて~』が無くなってしまってはどうしようもない。
だからコーナーが復活するという話が出たときに率先して協力していったんじゃないかな。「ノリタケがやらないなら俺がやらないとしゃーない」なんて思ったんじゃないでしょうか。
世間的にはノリさんの態度が称賛されるでしょう。でも『細かすぎて~』を終了させないために俺はやる!みたいな。無くさないのもまた、作品に対するプライド。
タカさん男やで!
最後に
ノリさんもタカさんも、要はとんねるずは2人とも自分の仕事にプライド持ってる男だぜ、ってことで。なんか芸術家のプライドの持ち方と仕事人のプライドの持ち方を見せられてるような、そんな気がします。
まぁしかし前提として、これはぼくがゲンダイの記事を読んで自分が想像したことを書いただけですからね。実際のところがどうかは、知りません。
とにかく、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』は2018年11月24日21時からフジテレビ系にて放送されます。とんねるずの2人の思いはどうあれ、ぼくらはこれを見てただ単に笑えばいいんですよ。
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