MLBセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手が侍ジャパンに内定したとのこと。
かねてから噂はありましたが、このたび栗山監督が名言したようです。
WBCが俄然楽しみになってきましたよ!
ラーズ・ヌートバー
さて、日系人初の日本代表となるヌートバー選手とはいかなる選手なんでしょうか。
(Jeffrey Hyde - https://www.flickr.com/photos/125788546@N06/43785205992/, CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=106911393による)
日系人メジャーリーガー
ヌートバー選手は現在、セントルイス・カージナルスの選手としてメジャーリーグで活躍している選手です。
母親が日本人ということで、日本代表としての出場資格を有しています。フルネームはラーズ・テイラー・タツジ・ヌートバーで、榎田達治という日本名もちゃんと持ってます。
外野全般を守ることができ、広い守備範囲と強肩が魅力です。打つほうは選球眼が良くてパンチもある選手ですね。
2022年の成績
2022年は108試合に出場し、打率.228ながら出塁率は.340であり、チームではトップバッターを務めることも。14本塁打も放つなどパンチ力もあり、かたい守備も相まって非常に使いやすい選手だと言えるでしょう。
明るい性格
チームではムードメーカーとなっていてファンからも非常に愛されていて、本拠地で打席に立つ際などは「ヌート!」と声援を送られたりしてます。
そんな性格なので侍ジャパンにもすぐに溶け込みいい影響を与えそうで、その面でも期待できる選手ですね。
招集の意義
そんなヌートバー選手ですが、今回参加してくれることは侍ジャパンと日本球界にとって大きな意義があると思っています。
戦力面としてメジャーで経験していることを日本選手に伝授してくれるでしょうし、その度合はきっと鈴木誠也選手よりも大きいでしょう。メジャーで1番を打っている実力がある上、外野をどこでも守れてパンチ力も足もあるので不調な選手が出たときのバックアップとしても非常に心強く、侍ジャパンのチーム力の底上げをしてくれる優秀な選手といっていいでしょう。
また、ヌートバーの参加により、保守的で閉鎖的なきらいのある日本球界に一石を投じたのも今後を考えると大きいと思います。噂が出てから賛否の意見がありますし、球界OBももしかしたら快く思ってない人も多そうですし。今回の決断で色んな変化がありそうな気がします。
最後に
まぁそんなことはどうでもいい。
日本球界からのチャレンジではない生粋の日系メジャーリーガーが日本代表としてWBCを戦うのがただただ楽しみでしょうがないです。
こうなったら、クワンもぜひ。