地面で仰向けになってお亡くなりになってしまうセミ。「ああセミが死んでる…」と思いつつ近づいてみたら突然「ジジジジジジジ!」とかいってバタバタしだしてビックリしちゃうやつですよね。
巷では「セミ爆弾」とか「セミファイナル」とか呼ばれてたりします。
ぼくは全然平気なんですが、セミが転がってるとビビってそこを通れなくなるって人もSNSなどで見受けられますよね。
そこで、地面に転がっているセミが生きているのか死んでいるのか見分ける方法を書いておきます。死んでたらいきなり暴れたりしないのでご安心を。
ベランダのセミ爆弾
「うああああああセミ!!!」
その日はカミさんのそんな声で目覚めました。聞くと、ベランダにセミの死骸が落ちているといいます。
「何とかして何とかして何とかして!!!」
と誠にけたたましい可愛らしいので「死骸なんか拾ってポイっとすればいいのに…」と思うだけで決して口には出さずベランダを見てみました。
アブラゼミでした。
ぼくはこれを見て言いました。
「ああ、これまだ生きとるな」
「え?死んでんじゃん?」
「まあ、見ててみ」
ぼくは、指を脚の中心あたりに近づけました。
動画でどうぞ。
どうやらこいつはメスだったみたいで、「ジジジジジジジ!」とやられることはありませんでした。
しかしもう、命の灯が尽きるのも時間の問題です。
地面に転がっているセミの生死の見分け方
さて、ぼくがなぜベランダのセミが生きてると分かったのかってことですけど。
それはズバり、脚が開いていたからです。
セミって必ず仰向けになって腹を上にして死んでいます。死んで硬直すると脚が縮まって関節が曲がってしまうからだそうです。
その前段階として、死ぬ直前になって地面に落ち、身体を支える力もなくなってくると仰向けになってしまうのです。起き上がる力もなくなり仰向けになったまま静かに死を待つセミ。そのときは硬直が始まってないので、まだ脚は開いています。
ベランダのセミの画像をもう一度見てください。脚が開いているでしょう。だから「まだ生きてる」とわかったわけですね。
まぁ、ご存知の方も多いんでしょうけども。
最後に
というわけで、脚が開いているか閉じているかで地面に転がっているセミの生死は見分けることができます。
脚が開いていれば生きてる、閉じていれば死んでいる、というわけですね。
まぁオスだった場合はいきなり「ジジジジジジジ!!!!」とやられて分かっててもビクっとなっちゃったりしますけども。