コバろぐ

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大人と子供の境界線って曖昧だな、と思った。

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長男が、一人旅をしています。

彼はもう20歳であるとはいえまだ学生だしバイトもあるから、ささやかな一泊二日の旅ではあるけれど、一人で家を離れるの初めてです。

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(画像:Photo by Dan Gribbin on Unsplash

いや、こんな旅ではないけど。

ぼくはその様子を見ていて、大人と子供の境界線は曖昧だな、と当たり前だけど思ったんですよね。

大人であり子供である二十歳

旅行の準備段階から大人で子供

もちろん彼は20歳であるから、その準備だってひとりでテキパキとやっていました。GoToを使った宿の予約や当日の移動ルートの確認、費用の算出などなど。

当たり前です、もうオトナなのだから。

しかしその一方で「新幹線のチケットはどこで買えるんだ」とぼくに聞いてみたり、出発の日の前日にはカミさんに朝起こしてと頼んだりしている。

ぼくはそれを見て「おい、お前もう20歳なんやからシッカリ自分でせえ!」とか言ったりしたけれど、よく考えたら、20歳でも自分が体験したことのないことはわからなかったり不安だったりするのは当たり前です。

まだまだコドモだな。

なんて思っていたら当日はキッチリ自分で起きてきたりしました。ぼくはブログ書いたり何なりでまだ起きてたんですけど、起床予定時間の30分前には「おはよう」なんて寝室から出てきました。

おおー、大人やんけ。いや自分で起きるのは子供でも出来ることか。

旅行の最中も大人で子供

「行ってきます!」と元気に子供のように出ていった彼の背中は、これから今まで体験したことのないことを体験しに行く期待と不安でいっぱいでした。しかし、力強かったりして、もう何でもひとりでやっちゃう大人なのだな、と確認したり。

かと思うと家族LINEに搭乗する新幹線と駅で買った朝メシの写真を送ってきたりして子供の一面を覗かせたりして、やっぱり子供じゃないかと思わせてくれます。

それからは逐一「○○に行ってきた」だの「これを食べた」だの家族LINEに報告を入れる長男。子供か。大体、家族LINEに写真を送って来る行為がまだまだ子供じゃないですか。

うんうんまだまだ子供だ、と思ったら夜には「これから晩酌」とかいってビールと焼き鳥の缶詰とチー鱈の写真を送ってきました。これはもうオッサンやないか。

しかも、地域共通クーポンをコンビニで使って全部で240円とか言いだして「ええ!?これだけ買って240円!?」とこっちの知らない情報を駆使してたりして、このオッサンはやっぱり大人だな、と思わせてくれました。

大人と子供の境界線

そんな長男の行動で、大人と子供の境界線は曖昧だな、と思ったわけです。

20歳ですから、そりゃ法律的社会的にはリッパな大人なんですけども、20歳になったときを境に「今までは子供!今日から大人!」ってスイッチできるはずもないんですよね。あくまでも20歳の誕生日は通過点であり、継続する流れの一部でしかないのです。

そこに境界線はありません。

だから20歳になった我が子に対して、「もう大人なんだから」とか言ったり「まだまだガキだな」とか言ってはダメだな、と思います。

親として気をつけないといかんですね。20歳の息子は、大人であり子供であり、何より我が子であるのですから。

最後に

そんなわけでとにかく、大人と子供の境界線なんて関係なく、我が子には一人旅を楽しんでもらいたいと思ってます。

思ってますけど、言っちゃうと、ホントに一人旅?

大人であり子供なので、そういう不安はあったりします、正直なところ。それについては口を挟みませんが。