コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

ジブリのゲーム?『風の谷のナウシカ』があったよ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


休日の午後、優雅にネットサーフィンをしてたらとある某掲示板のまとめサイトのとある記事に目が止まりまして。

そのタイトルは「ジブリ映画をゲーム化したら絶対売れるんじゃないの?」というものだったんです。

「ああ、そうだね」と思うと同時に「あったんだけどな。そりゃ知らないよな」とも思いました。

というわけで、むかーしの『風の谷のナウシカ』のパソコンゲームを書いておきましょう。とある噂もまことしやかにささやかれていることですし。

パソコンゲーム『風の谷のナウシカ』

『風の谷のナウシカ』については説明を省きますが、宮崎駿さんと徳間書店がタッグを組んで大ヒットしたアニメ映画です。これ以降、徳間書店はアニメ映画に力を入れていくことになるんですが、一方で、徳間書店は『テクノポリス』というパソコンゲーム雑誌も出版してまして。

当時のパソコンゲーム雑誌『ログイン』や『ポプコム』同様、『テクノポリス』も自社でパソコンゲームを開発、販売を手掛けるようになり(テクノポリスソフト)、『風の谷のナウシカ』のパソコンゲームもそこから登場することになりました。

最終的にナウシカのゲームは、なんと3本もリリースされました。

『風の谷のナウシカ』(PC-8801)

まずはPC-8801版。

プレイヤーはナウシカとなって風の谷や腐海をメーヴェにのって探索するアドベンチャーゲームです。

一面でひたすら建物のドアをあけてアイテムを集め、二面でメーヴェを操縦してアドベンチャーします。

風の谷のナウシカ テクノポリスソフト
(画像掲載元:http://www.geocities.jp/yadayo8/eiga/nandomeda.html

まったくナウシカに見えないキャラクタが話題でしたが、ひとつだけ気合の入った一枚絵があり(王蟲の前にナウシカが立ってるやつ)、雑誌の広告ではこの絵だけを見せられ「これはスゴい!」と思わされてましたね…。実際は…。

『ナウシカ危機一髪』(PC-6001mkⅡ)

次にPC-6001mkⅡ版です。

これは友人の家でちょっと遊んだ程度なのであんまり覚えてませんが、割と難しいシューティングゲームでした。6001の色の特性上、ナウシカのアップの絵の顔が酒を飲み過ぎたように真っ赤(というかピンク)なのがなんかイイ…。

『忘れじのナウシカ・ゲーム』(MSX)

最後にMSX版。

これもシューティングでMSX持ちの友人の家でたまーに遊ぶ程度でしたが、激ムズです。

MSXらしい画面が今となっては懐かしいですが、ドット絵はかなり気合入ってます。単色でもガンシップやメーヴェがそれとわかるのスゴイ。
YouTubeに動画がありました。すごい懐かしい。

『風の谷のナウシカ』ゲームの都市伝説

以上、サラッと書きました。ハッキリ言って今さら詳しく書くようなゲームではないのでそれでいいのです(いやあんまり遊んだわけでもないすし)。「ジブリのゲームがあったら楽しそうだな~」と思うのは当然だと思いますが、それはあったんだという事実を知っていただければ。

と、ここで当然の疑問が上がってきます。

「何で『ナウシカ』だけなんだろう?その後は何でゲーム化されなかったんだろう?」

これについては、とある噂があるんです…。

「ナウシカが王蟲とかを虐殺するゲーム内容に宮崎駿監督が激怒して、ナウシカ以降ジブリ作品のゲーム化はなくなった」というものです。この噂話、非常に信憑性のある話として広まりました(といってもパソコンゲーマーの中だけなんで非常に小さい範囲ですが)。ウィキペディアにも記載されてたような…。

『ナウシカ』のパソコンゲームは、当時としては精いっぱいながら拙いグラフィックのゲームやら特質上蟲たちを撃たなければならないシューティングゲームやらだったわけで、特に後者は『風の谷のナウシカ』という物語の性質上どうなの?と言えちゃう部分もあり、宮崎駿監督が怒っちゃったというのもあり得ない話ではないのかもしれませんが、真相は分かりません。

最後に

ジブリ作品のゲームは恐らくこれだけかと。『カリオストロの城』もありますがジブリではないですし。

あれ?ファミコンに『風の谷のナウシカ』ありましたっけ?あったような…?

いずれにせよ、徳間書店もヒットアニメを展開して儲けようとしたんでしょうね。商売です、商売。

それにしても、映画をゲーム化したやつは当時はトホホのものが多かったですよね。

あ、今もか…。