2020年年末から2021年年始にかけて、ぼくのTwitterのTLに「NIZ」とか「似ザードリィ」とかいうタグが現れました。
『ウィザードリィ』好きなぼくとしては「ん?なになに?また新しいウィズライクのゲームが出たのかナ?」と心躍ったわけですが、果たしてその通りでした。
そしてこれが、まんま『ウィザードリィ』でめちゃくちゃ面白い!
『ウィザードリィ』とこれまで紹介したウィズライクゲーム
『Wizardry(ウィザードリィ)』とは
『Wizardry(ウィザードリィ)』というゲームは、コンピュータRPGの原点であり、最高傑作のひとつです。そして、誕生してから40年経つというのに、未だにファンが遊び続けているゲームでもあります。
ワイヤーフレームのダンジョンを彷徨い探索し、ラスボスを倒せばクリアですが、『ウィザードリィ』はそれからが本番。クリア後もレアアイテムを求めてダンジョンに潜るプレイヤーが多数います。
いくらレベルを上げてもいつキャラが死ぬか分からない緊張感があり、さらに失ったキャラは決して復活しないというシビアさ、そのヒリヒリするような感覚が実にキモチイイ、『ウィザードリィ』は間違いなくコンピュータRPGの傑作です。
それゆえ、ファンはいつまでもいつまでもプレイし続け、シリーズも特に日本では独自に続いてたりします。そして、ぼくも定期的にあの想像かきたてるダンジョンに定期的に潜りたくなるのです。
いままで紹介したウィズライクゲーム(ウィズクローン)
そんな『ウィザードリィ』、ファンが多い分やっぱり市販ゲームでも常に色んなタイトルが発売されていたりしますし、ファンの方がウィズライクなゲーム、ウィズクローンを制作して公開してくれていたりします。
今までこのブログでもフリーゲームの『無限の迷宮』、スマホアプリの『Abyss and Dark』シリーズを紹介してきました。
そして、これら以外にも色んなウィズクローンが登場していますが、そのどれもが『ウィザードリィ』を強烈にリスペクトしインスパイアされた良ゲーばかり。
やはり制作者さんは『ウィザードリィ』を愛すればこそ自作するわけですし、そのシステムは完璧なまでに完成しているので、まぁファンならばハズレと感じることもないのでしょうね。逆に、『ウィズ』を知らなかったりのめり込めなかったという人には一切刺さらないんでしょうけども。
『NIZ』とは
そんな中、またまた新しいウィズクローンが登場しました。それが『NIZ』というわけです。
古き良き時代のウィザードリィ風ダンジョン RPG を現代風にアレンジ。
シンプルな操作性と文字ベースの質素なグラフィックスで快適な迷宮探索がプレイ可能です。
難易度はやや低いものの、油断をすると死と消滅(ロスト)の危険性と隣り合わせ。
亡き時代の宝具“大魔術師の魔除け”を取り戻しそう!
そしてその後も迫りくる“狂王”の挑戦に挑もう!
引用元:NIZ(App Store)
どんなゲームかというと、『ウィザードリィ』です。そのまんまです。と聞いて「ヤッホー!!!」とならない人はプレイしなくていいかもしれません。それほどウィザードリィです。
逆に「ヤッホー!!!」となる人ならば絶対にプレイすべきですし、プレイすれば懐かしいワイヤーフレームのダンジョンを歩くことができて強敵に出会って恐れ戦くことができます。ずっとまた味わいたかったあの感覚です。
そして、ずっとネットで情報収集してるんですが、どうやらマーフィーズゴーストも登場するらしいですよ。遊ぶしか!
『NIZ』は最初はブラウザ版が公開され、いまではiOSとAndroid両方のスマホアプリも用意されています。
NIZ - Ashes of the Mad Overlord -(ブラウザ版)
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そして、データ(というかキャラ)の移動も可能。ぼくは初代『ウィザードリィ』をPC-8801SRで初めて遊ぶときに友人の最強の戦士キャラを借りて始めましたが、そんな遊び方もできるということです(よね?)。そこまで『ウィザードリィ』を再現してくれているのは非常に嬉しい限りです。
ところで、この『NIZ』というタイトル、やっぱり「ウィズに似てる」という意味なんでしょうか。そして、読み方は「にず」でいいのかな?
『NIZ』は時間泥棒
というわけで、ウィザードリィ好きなぼくは、正月休みの貴重な時間をこの『NIZ』で潰しまくっています。そんなアプリを我がスマホに与えられたら、そんなの遊びまくるに決まってるじゃないですか。
まずキャラメイクでボーナスがたくさん貰えるまでひたすらリロードして時間をロストしました。
当時はパーティメンバー作成するのに1週間かけたりするのはザラでしたし、なんならひたすらキャラメイクできるゲームが欲しいとすら思っていましたから、全然苦痛じゃないんですけどね。思えばウィズのキャラメイクのリロードは、ソシャゲのリセマラの走りかもしれませんね。違うか。
そしてやっとこさ作ったパーティでダンジョン探索。
なぜか毎回2列目のキャラが死ぬという事態に。そのたびに敵とエンカウントしないように祈りながら町に戻って高いカネ出して復活させまくってます。
方眼用紙にマッピングしながら奥に奥にジワジワと進み、ここで戻るかもうちょっと進むかの瀬戸際で常に頭から煙を出して考え、敵を倒し宝箱の中身にワクワクする。
ねぇ、この時間の過ごし方完全に『ウィザードリィ』でしょ。楽しすぎるでしょ。
なんだか固有名詞もグラフィックも完全にウィズだし、『ウィザードリィ』ファンは絶対に遊びなさいよ!損はしませんよ!
ていうか、遊ばない方が損。
最後に
ここまで完璧なウィザードリィ体験をさせていただけるなんて、制作者様には最大の感謝をするしかありません。そして、溢れ出るウィザードリィに対する愛情に敬意を。
ちなみに、制作者様のTwitter。
こんなに素敵なゲームを本当に本当にありがとうございます!
なんてことを書いている時間も惜しいので、またダンジョンに潜ってきますねサヨウナラ。
NIZ - Ashes of the Mad Overlord -(ブラウザ版)
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