野球において、打者がフライを打ちあげて走者がタッチアップ、ホームに間に合うか間に合わないか!?というスリリングなシーンになったりする、犠牲フライというルール。
これについて、どうやらぼくは間違って覚えてたみたいです。
『プロスピA』で疑問が!
ぼくが犠牲フライについて「あ、間違えてた」とわかった発端が、スマホアプリの『プロ野球スピリッツA』通称『プロスピ』です。
プロ野球スピリッツA
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『プロスピ』は野球ゲームといえどいわゆるソシャゲで、ソシャゲにつきもののデイリーミッションみたいなのがあって達成するとささやかな報酬を受け取れます。そして、そのデイリーミッションの中で、たまに「犠飛/犠打を1回成功する」なんてのがでてくるんです。
で、そのミッションがあるときにプレイしてフライでランナーが進んだ時に「よっしゃ犠牲フライ!報酬いただき!」なんて思ってたらカウントされないことがたびたびあったんですよね。
そんなとき、いつも「なんだよコナミ!ずるいぞコナミ!ていうかルール知ってんのかコナミ!」なんて思ってたんですが、あまりにもカウントされないことが多いのでこないだふと「あれ?もしかして犠牲フライの定義についてぼくが間違ってるのかもしかしてもしかして?」と思って調べてみたんですよ。
そしたら!なんと!
間違ってるのはぼくでした!
犠牲フライとは
犠牲フライ、および犠牲バントについては公認野球規則の9.08で記されています。ザックリ書くと0アウトもしくは1アウトでランナーが進塁すれば犠牲が成立します。守備の動きやらなんやらで安打になるときもあるので必ず犠牲になるわけではありませんが、それが必要最低条件。
で、規則の9.08の(d)に犠牲フライについて書かれているので抜粋すると、
打者がインフライトの打球を売って、フェア地域ファウル地域を問わず、外野手または外野の方まで廻り込んだ内野手が、
① 捕球した後、走者が得点した場合
② 捕球し損じたときに走者が得点した場合で、仮にその打球が捕らえられていても、捕球後走者は得点できたと記録員が判断した場合
には、犠牲フライを記録する。
となっています。
つまり簡単に書くと、打者が外野にフライを上げて野手がボールを捕ったあとタッチアップをしたランナーが得点したら犠牲フライってわけです。
ぼくが悪かった!間違えてた!
うん、完全にぼくが間違えてました。
ランナーが得点したら、という条件がいるとは思ってなかったんです。ランナーがタッチアップで進んだら犠牲フライだと思っていたのです。セカンドランナーがサードに進んでも犠牲フライだと。
だって犠牲バントはスクイズじゃない限りランナーが進んだら犠牲バントやん?犠牲フライも同じやと思うやん?
しかし、ランナーがホームに帰ってこないといかんのです。その状況じゃないといかんのです。
いやー間違えてた!スマン!
最後に
いやー、自分では他の人より全然野球詳しいと思ってたんですけど、まだまだ穴があるもんですね。
自分で思い込んで他人を鼻で笑って自慢するのが一番恥ずかしいんで、気を付けないといけませんね。