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サグラダ・ファミリアの建築許可がやっと下りたらしい

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スペインのバルセロナの象徴といって差し支えないサグラダ・ファミリア。

サグラダ・ファミリア
(画像掲載元:サグラダ・ファミリア - Wikipedia

ていうか、今まで下りてなかったのか。ということは、違法建築だったということです?

サグラダ・ファミリアとは

そもそも、サグラダ・ファミリアっていったい何なのか。ぶっちゃけ「ガウディが設計してまだ完成してない」くらいしか知らないので、まずはそこから。

サグラダ・ファミリアは、カタロニア・モダニズム建築の最も良く知られた作品例であり、カタロニアの建築家アントニ・ガウディの未完作品である。バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っている。

引用元:サグラダ・ファミリア - Wikipedia

サグラダ・ファミリアは1882年に着工し、現在も建築中であり、完成は2026年の予定。

贖罪教会(信者の喜捨により建設する教会)で、一時は資金が足りずに建築が遅々として進まないこともありましたが、1990年代くらいから拝観料収入が増えて資金繰りが好転し、技術の進歩も相まって当初より早く完成すると予定されています。ちなみに、完成予定の2026年はガウディの没後100年にあたります。

最近は、完成後の姿がCGで再現されてたりして、いろいろと話題にあがってたりしますね。

とにかく、サグラダ・ファミリアは間違いなく人類の偉大な産物であり、宝です。

サグラダ・ファミリアの建築許可

そんなサグラダ・ファミリアの建築許可が、2019年6月7日に下りたそうです。

スペイン・バルセロナ(Barcelona)を象徴するサグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)教会の建設工事が始まったのは137年前だが、建築許可が下りたのは…なんと今月7日だ。

バルセロナ市議会のジャネット・サンス(Janet Sanz)都市計画担当者は報道陣に対し、サグラダ・ファミリア教会の工事を担う委員会が460万ユーロ(約5億6400万円)を支払うことで建築を許可したことを明らかにした。

ていうか、今やっと建築許可が下りたということは、これまではサグラダ・ファミリアは違法建築状態だったということですよね?一体なぜそんなことに?

サグラダ・ファミリアの建築が行政に届け出を出していないということがわかったのは2006年でした。直下に高速鉄道のトンネルを通そうとする計画が出てそれに反対する建設側と自治体とのやりとりの中で、実は建築許可が下りていないことが発覚したのです。実際は、1885年に建築許可を受けていたけど許可を出した自治体サンマルティーががバルセロナに吸収合併された際必要な更新がされていなかったということだそうですが。

そこから2018年10月に建築の許可への合意がなされ、やっとこさ実際に建築許可が下りた、ということになります。

最後に

これでやっと、サグラダ・ファミリアは堂々と建設を進めることができるようになったわけです。これまでもコソコソと工事を進めていたわけではないでしょうけども。

それにしても、予定では2026年の完成まであと7年。

サグラダ・ファミリアは、ぼくだって生まれてからずっと「建設中」と認識していた建物ですが、それがあとたった7年で完成しちゃうというのもヘンなカンジです。

完成前と完成してから、少なくとも2回は実際に訪れて見たいんですけど、さて、叶うかどうか。

あと、桜田ファミリアではありません。