コロナウィルスの感染拡大を防ごうと安倍首相が全国の小学校中学校高校に臨時休校を要請してから、お子さんをお持ちの方は色々とバタバタしてることと思います。
ぼくもまぁ「ええいきなりやな」と思ったのは思ったんですが、言われるまでもなく必要ならいつでも休ませようと思ってたので、気持ちの切り替えはスムースでした。
しかし、おそらくぼくら親よりも現場の学校のほうがもっとビックリしたし対応はバタバタだったんじゃないでしょうか。正に青天の霹靂でしたから。
とある公立中学校からのメール2通
娘は普通の中学校に通っていますが、昔は連絡網で電話でやってた各種連絡は親にメールがくるようになってるんですね。ウチの場合は、ぼくのGメールにくるようにしていますが、今回の件ではちゃんと対応してくれたんだな、というカンジでした。
1通目:要請されたどうしよう
まずは2月28日9時50分に1通のメールが来ました。
内容は要約すると「国から臨時休校の要請がきている、卒業式などの課題の検討はこれから順次やっていく、保護者は非常事態なので理解と協力をお願いします」といったカンジ。
その文面は極めて事務的を装いつつもちょっと急いでるというか、そんな感じでした。まぁ今の時期でこの内容なのでそう感じただけかもしれませんが。
ともかく、「とりあえず連絡を」とメールをしてくれたのは「さてさてこれからどうなるんだ一体」と思っていた身としてはありがたかったですね。
2通目:こうします
次にメールが来たのは2月28日18時10分。1通目から8時間20分後。
内容は「3月3日から26日は休校。1年生2年生は26日は登校日」、「卒業式は予定通り挙行。ただし参列者は卒業生と保護者、教職員、教育委員、PTA関係者。保護者は各家庭1名のみ」、「3月の部活動は原則行わない」、「3年生を送る会は中止」といったもの。
ことここにいたっては観念した、といった様子でキッパリと言ってくれているのが好感が持てますね。どうやろうがどうせ何も考えずに批判だけする連中は一定数いるのでもしかしたらこれから大変かもしれませんが、ここまでキッパリとした態度を取れるなら一蹴するでしょう。それで結構。
卒業式はしっかりとやらせてあげたかったし、3年生を送る会だって在校生のみなさんは色々と準備をしていたでしょうから、ガッカリしている生徒もいるでしょう。
しかし今は「こうするんだ」という意思がリードすることが大事な事態ですから、この判断は概ね間違ってないと思います。
学校の対応に感謝
まずはわずか8時間でこれだけのことをしっかり決めてくれたことには感謝したいと思っています。生徒もその親も、これで今後どうするかが決めやすくなったと思います。
たとえばウチの場合、保護者は1名しか参加できない卒業式なのでぼくはもう参列できないことが決定しました。いや、娘の卒業式何があっても参列したいんですけど。
また、こういうときは全方面にいい顔をしようとしたら絶対に何もできないで終わるので、ただただピーピー批判するだけの人を(おそらく)想定しなかったのは大変良ろしかったですね。
最後に
とにかく、ピシっピシっと打つべき手だけを打っていただいたので大変ありがたい。個人的にはここまでする必要はないと思っていますが、こういう事態のときはぼくひとりの考えより上意下達で指令が下りてきてみんなで従うほうが絶対にいいのです、と思うのです。
しかし、まだまだ続きそうですねこの混乱は。
みなさんも、お気をつけてご自愛を。