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そば湯はいったいどうやって飲めばいいのか?つゆとの割合は?

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そばが好きです。

よく昼メシに蕎麦屋さんに行ってそばをいただくんですが、そばを食べたあとに「どうぞ」とか言ってそば湯が出てくるじゃないですか。頼まないと出てこないところもあるけど。

そば湯
(画像掲載元:蕎麦 - Wikipedia

で、そのそば湯はぼくはぼくのやり方で楽しんでるんですけど、フトそのやり方が正しいのかどうか?と気になってしまいまして、ちょっと調べてみました。

そば湯とは

そういえば昔、「そば湯を初めて知った」みたいなとあるブロガーさんの記事がエラい具合にバズったことがあって、「知らなかった」なんて声が多いことにビックリしたんですが、もしかしたら知らない人もまだいるのかもしれない、そもそも関西ではそんなに馴染みがないような気がする…。ということで、まずはそば湯について。

蕎麦湯(そばゆ)とは、蕎麦を茹でた後に釜の中に残る湯、つまり、蕎麦の茹で汁のことである。蕎麦を茹でると、蕎麦粉などが湯の中に散らばってゆき、結果、蕎麦を茹でれば茹でるほど徐々に湯が濁ってくる。あまりにも濁りが濃くなってくると、茹でている最中に蕎麦同士がくっつきやすくなる他、場合によっては蕎麦の風味が変わることもある。このため、蕎麦を供する店舗のように、同じ釜の中で蕎麦を次々と茹で上げる場合は、これが濃くなり過ぎないように、蕎麦の茹で汁の一部を釜の中から取り出して、新たに湯を加える必要に迫られる。この時、取り出した蕎麦の茹で汁が、蕎麦屋で供される蕎麦湯である。

引用元:蕎麦 - Wikipedia

要は、そばを茹でた残り汁ですね。なんかイヤな言い方ですけど。

で、蕎麦粉が溶け込んでるし栄養もあるというので飲んじゃおう、ということになったんじゃないかと。

とろりとして、決して味気があるわけではありませんがほのかに甘く、そばを食したあとにそばつゆに足して飲むのが一般的です。

私的そば湯の楽しみ方

で、その飲み方が正しいのかどうか気になったわけです。正直、かなり間違ってるんじゃないかと思ったから気になったわけで、まずはここでぼくのそば湯の楽しみ方を書いておきましょう。

そばを食べたあと、そば湯をもらっておもむろに残ったそばつゆに足します。その量は、ほんのちょっと。そばつゆとそば湯の割合は大体7:3くらいでしょうか。7がそばつゆです。このブログでも何度も書いてますが、ぼくは濃い味が好きなバカ舌なんです。

しかし、おそらく、7:3なんてとんでもない!という話になるんじゃないか、と思ってるんですよね。すっ、すみません。そばの食べ方ってやつは、「ツウ」と呼ばれる人たちが多く、きっと怒られるんじゃないかと思ういただき方ですよね。ええすみません。

正しいそば湯の楽しみ方

というわけで、この際「正しい飲み方を知ろう!」となりまして、いろいろ調べてみたんですが、別に「これが正解!」って飲み方があるわけではないようです。

そばつゆで割らずにそのまま飲むのもアリ。そもそも最初(そばの産地信州でそばがきとして食べられていたころ)はそのまま飲むのが主流だったようです。

それが江戸時代に江戸市中で細切りのそばをつゆにつけて食すようになってからそばつゆと割って飲むようになったとか。当時、そばは消化に悪いと思われていて、「そばを食べた後にこの湯を飲まないと病にかかる、食べすぎてもこの湯を飲めば害はない」なんてことも書物に書かれていたそうです(『本朝食鑑』)。それももちろん眉唾ですけども。

で、そうやってそばつゆと割って飲むようになったそば湯ですが、どれくらいの割合で割ればいいんでしょうか。

色々当たってみましたが、もちろん「割合はこう!絶対こうしろ!」というハナシはありません。ただ、よく言われる割合はそばつゆ:そば湯が2:8くらいがベターみたいです。

残った薬味により複雑になった味のそばつゆにそば湯が少なすぎると、そば湯のほのかな丸みと甘みが活かされないということからこの割合みたいですね。まぁ、そば湯を楽しみたいなら、そうなんでしょうね。もちろん、個人個人で自分に合った割合で全然いいんでしょう。もっとそば湯の風味を楽しみたいならそば湯をもっと多くしてもいいでしょうし。

要は、自分が好きなようにやりましょうよ、ということです。

ただ、ぼくみたいにそばつゆが濃すぎるやり方は邪道中の邪道なんでしょうね。それだけつゆが濃いならどうせそば湯の風味は出てこないのでお湯でいいじゃん!ということになってしまいます。いやはや。

最後に

というわけで、そば湯は各々好きなように楽しめば結構かと。

ただ、ぼくのような割合だと「バカじゃないの」って思われるのは間違いないので気を付けましょう。