2018年7月7日、仕事を終えた俺は急いで家に帰った。
家に着くなりテレビに突進し、リモコンの「録画リスト」のボタンを押す。
そして、録画しておいた番組を観るのである。
「第100回全国高校野球選手権記念大会埼玉大会・開会式」
引用元:ぼくの心の中
というわけで、高校球児の我が長男は高校3年生。つまり、「最後の夏」なんです。
甲子園の地方大会の開会式
「第100回全国高校野球選手権記念大会」とか大層なこと言うてますけども、つまりは甲子園に向けての地方大会ということです。
埼玉に限らず、7日に開会式が行われた都道府県は多いみたいですね。どっかの県で、女子野球部員が入場行進してたとニュースに載ってました。
ともあれ、みんなが楽しみにしてる甲子園はもうすぐってことですよ。
緊張の夏、日本の夏
で、ウチの長男の場合は、今年が最後です。最後の夏が始まるのです。
最後、ということでおそらく長男もある程度緊張してるんじゃないでしょうか。これを書いている現在、グースカ寝てますが。今日は開会式しかしてないくせに。
で、ぼくなんですけども、なんかワクワクしてるしかなり緊張してます。
今まで何度か“高校球児の父”としての気持ちをこのブログで吐露してきましたが、やっぱり今までで一番緊張しています。
そもそもぼくは「甲子園とかいっても高校生の部活の全国大会やん。なんで野球だけこんなになんねんアホちゃうか」というスタンスの持ち主なんですけども、それに我が子が参加するとなると「うおおおおおおおおおおおおおお!甲子園じゃああああああああああ!がんばれえええええええええええええ!」となってしまい、「ああ、大丈夫かな勝てるかな勝つといいな勝ってほしいな」とか祈りに近い思いを胸に抱いてドキドキ緊張してしまうんです。
金鳥の夏、日本の夏。
頑張った(であろう)長男
実は、ウチの長男は3年生になってから大不振に陥っていて、もしかしたらレギュラーどころかベンチ入りも危ないんじゃないか、という状態でした。
元々、守備は人並みながらチーム一の怪力から繰り出す長打でスタメンを確保していたもんですから、打てなくなると使われなくなる傾向はあったんです。しかし、ぼくも練習試合を観たりしてきましたが、最近の打てなさっぷりはヤバかった。
だから、もしかしたら最後の夏はベンチにすら入れずスタンドで応援ってのも覚悟していたんです。
そしたら持ってきたよ、一桁の背番号!すげぇよすげぇお前すげぇよ!
というわけで、開会式の出場校選手入場の行進にも参加できたようです。式の前には、中学で一緒に野球部で頑張った仲間と久々に集まって、バラバラのユニホームで写真も撮ってました。
その写真見せてもらいましたけど、イイ!
青春だねー。
最後に
と、ここまで録画した「第100回全国高校野球選手権記念大会埼玉大会・開会式」を観ながら書きました。
ぶっちゃけ、どうやったって甲子園には出られませんので(3回くらい勝ったら去年甲子園で優勝したアソコと当たる)、悔いのないよう一試合一試合楽しんで欲しいなぁ。
それと、全てが終わったら最後に2人であることをしようと長男と約束しました。それをする日が少しでも遅くなりますように(でもまぁ、3回くらい勝ったら去年甲子園で優勝したアソコと当たる)。
目の前に立ちはだかるアソコ。
高校球児の父として不思議な感覚を味わってるぅ! - コバろぐ