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(おそらく)最後のキャッチボール

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今年もぼくの盆休みは割と長めだったんですけども、後半はカミさんの実家に行ってました。そして先に行っていた長男と娘と合流。

今年、高校3年生で高校球児の長男は早々に埼玉大会で負けちゃって夏休みがタップリになったので、今まで野球漬けで全然行けなかったから久々に長くカミさんの実家にいるんですよね。

それでまぁ、何だかあちこちに行ったりおいしいモン食ったり忙しかったんですが、そんなことより、ぼくと長男には2人だけのメインイベントがあったんです。

長男との約束

長男が高校球児としての最後の夏を迎えるときに書いた記事があります。

この記事にこんなことが書いてあるのをみなさんは覚えているでしょうか。

それと、全てが終わったら最後に2人であることをしようと長男と約束しました。

ぼくと長男のメインイベントこそ、これです。全てが終わったら最後2人でやろうと約束したことです。

その約束したこととは「硬球でキャッチボールをする」ことです。

長男が高校生になってからは、お互いの時間が取れずになかなかキャッチボールできなかったんですよね。ということは、硬球でキャッチボールをしたことがない。中学までは軟球ですからね。

長男とキャッチボール

というわけで、カミさんの実家の犬の散歩のときに行く近所の公園でひっさびさに長男とキャッチボールをしました。硬球で。

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右の赤いオッサンがぼくで、左の白いデカいのがウチの長男です。ていうか、ぼくの方が背は高いんですけど、やつの方がかなりデカく見えるな。

高校球児とのキャッチボールは痛い

本当に久しぶりなんで楽しかったんですが、始めて数分で左手全体が痛くなってきました。つい先日まで現役高校球児だったやつが投げる硬球を受け続けるのは本気でツラいですよ。

かなり手を抜いて投げてもらったんですが、「お前こんなにボールのスピードあったんかイッテエエエエエエ!」ってなりました。もうキャッチするたびに「イッテエエエエ!」ですよ。

加えてこっちは体力も衰えてるし、46歳になっちゃうとなんだか体の動きの制御もままならない。投げてもなかなか思い通りのところに投げられないし、キャッチするのもなんか思ったところとちょっとズレたとこに手を出したりする。

色々思い出した

痛い思いをしてキャッチボールをしながら、ぼくは色んなことを思い出していました。長男と野球のことを。

小学5年生のときにいきなり「野球やりたい」と言ってきた日のこと、初めて練習に行って「面白かった!」って帰ってきて報告してきた日のこと、初めて試合を観に行った日に3安打放ったけど3つエラーしたこと、リトルリーグ最後の試合で初めて5番を打ちクリーンナップに入ったこと。

中学に入るとパワーがついてきたこと、その長打力を生かしたバッティングが伸びてきたこと、守備が全然伸びなかったこと、中学最後の大会の決勝戦で負けてその試合で最後のバッターになっちゃって試合後に泣きじゃくってたこと。

高校に入ってファーストにコンバートされたこと、初めて柵越えのホームランを打ったときのこと、2年のうちからレギュラーを獲ったこと、西武ライオンズの森友哉のバッティングフォームを真似しだしたこと、サヨナラ満塁ホームランを打ったこと、最後の夏直前で大スランプになってベンチ入りも危なかったこと、本番前の練習試合で花咲徳栄にコテンパンにやられたこと。

8年間一生懸命野球をやり続けた我が息子、誇らしい。

息子とのキャッチボールのススメ

ぼくは以前から、息子さんがいるお父さんはキャッチボールをするべきだと思ってます。

この記事にも書きましたが、息子の成長が肌で感じられますし、コミュニケーションも自然に取れる。まぁ別に一緒にできることなら何でもいいんですけども、息子さんが野球に興味あるならキャッチボールしといたほうがいい。

ぼくは長男が3歳のころからいっしょにキャッチボールをし続けてきましたが、最初はボールも取れないし投げてもあさっての方向に投げていた息子が、段々と強く正確なボールを投げ込んでくるようになるのを実感できて本当に良かったと思ってます。

息子さんがいるなら、キャッチボールを、是非。

最後に

おそらく、今回で長男とキャッチボールをするのは最後となるでしょう。彼はこれから本格的に自分の人生を歩んでいくことになりますから。そこにはきっと、いっしょにキャッチボールをする時間はないでしょう。ぼくももういよいよ動けなくなるでしょうし。

ちょっと寂しい。

そして、左手はまだちょっと痛い。