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とにかく明るい安村の「安心してください、穿いてますよ」をナマで見て裸芸の難しさを知った

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先日、カミさんと新宿のルミネtheよしもとに芸人さんのステージを見に行ったんです。

そのときの出演芸人は、野性爆弾、あべこうじ、銀シャリ、チョコレートプラネット、プラス・マイナス、ジャングルポケットなどなどだったんですけど、その中にいらっしゃいましいた、とにかく明るい安村。

今回は、全然期待してなかったし実際に全然笑えなかった、そのとにかく明るい安村さんの「安心してください、穿いてますよ!」をナマで見て思ったことを書いていこうと思います。

とにかく明るい安村とは

その前に、知ってますか、とにかく明るい安村さんを。今となっては知らない人も多いのかなぁ。

とにかく明るい安村(とにかくあかるいやすむら、1982年3月15日 - )は、日本のお笑いタレントであり、元アームストロングのメンバー。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。本名、安村 昇剛(やすむら しょうごう)。東京NSC6期生。

引用元:とにかく明るい安村 - Wikipedia

アームストロングのころはちょくちょく『爆笑!レッドカーペット』なんかにも出てたんですけども、今ではピンでパンツいっちょで頑張ってますよね。

パンツ一丁で「全裸に見えるポーズ」を披露するネタ、見たことありませんか?「全裸に見えるポーズ」をキメたあと、ブリッジに「安心してください、穿いてますよ」っていうアレです。

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割と有名になったネタで、2015年には『R-1ぐらんぷり』で決勝に進出しましたし、その年の流行語大賞で「安心してください、穿いてますよ」がトップ10に選ばれてたりします。

とにかく明るい安村をナマで見た

まぁ、「全裸に見えるポーズ」とか言ったって、それはぼくには全然ピンとこないネタなんですけども。だから今回も全然期待してなかったんです。

しかし実際にナマで見ることになった。

よく考えたら、しばらくこのネタも安村さん自体もお目にかかったことがないわけですが、ちょっと「安心してください」と「穿いてますよ」の間をタメて「穿いてますよ」を以前より元気よく言うようになったくらいで、全然変わってませんでした。

なのでやっぱりピンとこない。ぼくには合わない。笑えない。

しかし、笑えなかったのは、ぼくのツボに全然はまらないってだけじゃなく、もうひとつ重大な事実が理由でした。

ぼくが座った席は、ステージに向かって右側、それも端のほうでした。

そこから一生懸命ネタをやっている安村さんを見ると、「全裸に見えるポーズ」をキメてるときに、見えてたんですよ、パンツが。

このネタをライブでナマで見ると、正面付近以外では全裸に見えるポーズが全裸に見えないんです。

「安心してください、穿いてますよ」って言われたって「不安になりませんよ、穿いてるやん」としか思わないんです。

裸芸はテレビ向きかライブ向きか

「穿いてるやん」って思ったときに頭をよぎったのは、芸人のアキラ100%でした。

全裸でステージに出てきてお盆で前を隠して激しく動くけど大事なところは見せない、という芸をするあのアキラ100%です。って、他にいないだろ。

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もしかしたら、アキラ100%のあのネタのときも端のほうに座ってる観客からはナニが見えてるんじゃないのか。そして、見えてるとしたら、笑えないんじゃないのか。

ぼくは今まで、彼らがやるような裸芸は、ライブのほうが向いていると思っていました。だって、「見えるかも」というスリリングさもネタのスパイスとして必要だし、テレビで失敗して見えちゃったら安村さんの場合はしらけるし、アキラさんの場合は笑ってる場合じゃないもの。でもライブだと「キャー!!!」なんつっても笑いは取れると思います。その劇場だけで完結するし(まぁ、最近はSNSで拡散される恐れもありますが)。

見えたらアウトだとしたら、彼らの芸はそもそも正面から見ないと笑いのネタにすらならない。脇から見えちゃったら全てがぶち壊しだから。だとしたら、実は裸芸は常に正面からの状態で見ないとならない。じゃあテレビで見るのが一番じゃないですか。劇場にいって端っこの席になって見えちゃったらどうしようもないのだから。

そうなると、裸芸はテレビで安心して見よう、となるわけですが、そうなると先ほど書いた「見えるかも」というスパイスがなくなっちゃって面白さが半減しちゃう。

じゃあいっそ隠さないで出たほうがいい。結局、隠さないで全裸でバーン!と出てくるのが一番笑えるんです。でも、そうなるとテレビだと放送できない(ライブで許されるのかどうかは知らんけど)。

うーん、裸芸は難しいなぁ。

最後に

まぁ、とにかく明るい安村さんの場合は、ぼくにとっては見えようが見えまいがどっちにしろあんまり笑えないのでどうでもいいんですが。ぼくにとっては。ぼくにとっては。

一方で、アキラ100%の場合は、見えようが見えまいが笑えるような気がする。

というわけで、とにかく明るい安村さん、これからも頑張ってください。