ユニクロの『エアリズムマスク』。
発売当日は一部の店舗で「新型コロナ感染防止のためなら新型コロナに感染してもいい!」と言わんばかりの行列が出来てたりして話題となっていました。
ずっと品薄が続いていますが、2020年7月28日、ユニクロのインターネット通販が再開したようで、今まで入手できなかった人もチャンスです。
ユニクロ|エアリズムマスク|公式オンラインストア(通販サイト)
で、実はぼくも使ってたのでちょっとザックリとレビューなんぞを。
ユニクロの『エアリズムマスク』
ユニクロの『エアリズムマスク』は、ユニクロ独自の素材「エアリズム」を使っていて話題になりました。エアリズムはドライ機能や接触冷感、抗菌防臭などの機能を謳っていて「夏に快適」と言われているので、「その素材で作ったマスクならクソ暑い夏でもつけてて不快にならないんじゃないか」というわけですね。
しかし、このマスクはそんな機能はありません。エアリズムマスクにあるのは次の特長。
細菌や花粉を99%カットするフィルター、紫外線を90%カットするメッシュ、繰り返し洗える、そしてなめらかな肌触り。
フォルムは立体的で、鼻や口にマスクは付かないので窮屈さはありません。
そうは言っても、エアリズム素材を使っているので「涼しいだろう」ということで爆発的に売れたと考えていいでしょう。
まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、夏本番になってマスクするならより快適なものを、と思うのは当然ですからね。
しかし、上記のように、このマスクには別に接触冷感やドライ機能は謳われていないのです。
でも「エアリズム」だから、ということで、ユニクロ自体はどうか知りませんが、「これからの暑い季節にエアリズムマスク!」とかマスコミが紹介しているのをチラホラ見たような気がするし、一般的にはそういうイメージになるのは仕方がないのかもしれません。
実際に使ってみた
で、実はぼく、使ってみたんですよね。
「あそこのユニクロにあるらしい!」と聞きつけてきたカミさんが、ぼくの仕事を考えて「涼しくていいんじゃないか」と買ってきてくれたのです。ぼくは外を歩きまくって人と話す仕事をしてますからね。「うお、踊らされてる」と思いましたが、そんなこと口に出したら機嫌を損ねてしまいますから、「ありがと」と言ってとりあえず使ってみることにしました。
で、使ってみた感想なんですが。
めっちゃ暑くて苦しい!
このエアリズムマスク、フィルターとメッシュ、そしてエアリズムという構造になっているのでかなり分厚いです。だから、普通に息の通りが悪い。苦しい。そして暑い。分厚いから暑い。そして声の通りも悪い。分厚いから。人としゃべる仕事をする身としてはかなりキツい。ぼくは元々声がこもり気味なので「は?」「は?」なんて言われて逆にコッチがイライラしたりする。
加えて、ぼくはかなりの汗っかきです。となると、暑い中ちょっと外を歩いたらもうマスクの中はビショビショ。分厚いから。
定期的にマスク外さないと窒息死しちゃいそうです。
最後に
というわけで、ユニクロの『エアリズムマスク』は、とてもじゃないけど夏に使えたもんじゃありません。誰だ「エアリズムだから涼しいかも」とか言ったやつは。
でも、冬の防寒にはかなりいいと睨んでいます。冬に期待。
まぁでも、フィルター機能はかなり高水準なので使って無駄ってことはないでしょう。
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