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坂本龍馬は商人だった!?日本史のヒーローの素顔

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11月15日は、土佐藩出身、日本史のヒーロー坂本龍馬がお生まれになった日であり、お亡くなりになった日です。すなわち、誕生日&命日。

なので、龍馬さんのことを書こうかと思います。

 

未だにすごい人気ですよね、坂本龍馬。しかし、そのイメージは司馬遼太郎先生が書いた『竜馬がゆく』がつけたイメージです。僕も『竜馬がゆく』を高校1年生のときに読んでそのイメージを植え付けられ幕末マニアになった人間ですから、それはそれでいいんですけども、そのイメージで見ると坂本龍馬という人物は見誤ってしまいます。

実は、坂本龍馬という人は、商人だったのです。身分的には土佐の郷士出身なので商人ではないのですが、いや、実家の裏の親戚が商人でその影響は大きく受けているので商人ではないとは言えないかもしれませんが、とにかく龍馬は商人として生きたかった。

龍馬が行った(龍馬だけではありませんが)薩長同盟大政奉還も、幕府と幕藩体制を倒すためなのはそのとおりなのですが、何で倒すのか、ということを考えたときに龍馬は桂小五郎西郷隆盛と一線を画します。

龍馬は、幕府が倒れて新しい世になったら海援隊で世界中を相手に貿易をしたかったのです。それだけが龍馬の目標で、そのために幕府が邪魔、だから倒幕なのです。

もちろん、勝海舟から聞いたアメリカの体制は頭に入っていて憧れていたのは間違いないですが、龍馬の場合、新しい世の中自体には興味が全くありませんでした。龍馬にとってあくまでも倒幕は自分が貿易をして儲けるために必要な場所を得るための手段だったのです。

この辺が、長崎にいるイギリスの武器商人グラバーには目障りだったのかも知れません。グラバーは薩長を煽って日本を戦争状態にして大儲けするために長崎にいるのに、うすらデカい日本人が自分の商売の邪魔をしようとしている、と思ったのではないでしょうか。

だから暗殺しちゃったという、坂本龍馬暗殺グラバー黒幕説もあります。つまり、グラバー→島津久光大久保利通西郷隆盛→実行犯というラインですね。僕も長い間これが正解だと思っていました。今はちょっと違うんですけども、それは違う話なので別の機会に。

とにかく、坂本龍馬は国を背負って正義の倒幕を考えていたわけではないんじゃないの、ということを考えてみると楽しいよ、ということです。龍馬って自分の儲けでみんなで楽しくがモットーの商人だったんだなぁ、と考えてみると愉快だよということなのです。

イメージに凝り固まらずに色んな角度から見て考えると歴史って楽しいですよ。

 

※この記事は『ホンマカ!改』の「坂本龍馬は商人ですよ」という記事を加筆、修正したものです。初見じゃない人ゴメンナサイ。