2019年7月15日、GoogleさんがAdSenseアプリの年内廃止を発表しました。
Inside AdSense: Upcoming changes to the AdSense mobile experience
「えええ!?それは困るよ!考え直してよGoogleさん!」とか思ったんですけど、よく考えたら別にいいのか…ってなりました。
Googleの発表
「AdSenseモバイルエクスペリエンスに対する今後の変更」と題されたこの記事によると、「アドセンスのユーザーの7割がモバイルデバイスでWebを利用している、AMPやPWAといった新しいWebテクノロジによってWebの動作のスピードは良くなってきている」として、一方、「Googleのユーザーの3分の1以上がモバイルデバイスからAdSenseにアクセスしている」としています。
なので、Googleさんはモバイル戦略を見なおすそうです。
具体的には、AdSense投資をモバイルウェブインターフェイスに集中させてモバイル向けに最適なサービスをスピーディに提供できるようにしたい模様。確かに、アプリだとApp Storeやらの審査を待ったりしなきゃいけないですから、それを通さずに自分たちの思うサービスを展開できるほうがいいんでしょうね。
そういう思惑があって、2019年後半にAdSenseのモバイルウェブインターフェイスの改善を発表し、AdSenseのiOSおよびAndroidのアプリは年内に廃止となりアプリストアからも消える予定だそうです。
なるほど。Webだとどのプラットフォームからでも同等に使えるし、その展開もよりスピーディに思い通りにできるから、そのほうがいいというわけですね。
なお、上記はかなりざっくばらんに訳したものです。間違いがないとも限りませんし、気になる人は自分で一旦読んだほうがいいかと思います。
Inside AdSense: Upcoming changes to the AdSense mobile experience
よく考えたら別にそんなに困らない
これを受けて、ぼくは「うわあああなんでよおおお!困るよおおおお!」となったわけですが、よく考えたら困ることはないんですよね。
現在、もちろんぼくのスマホにはAdSenseのアプリが入ってるわけですが、そこにアイコンがあるとちょっとした空き時間でもついつい見ちゃうんですよね。それで上がった下がったと一喜一憂しています。まぁ、あのコアアップデートがボディブローのようにジワジワと効いてきて今は瀕死状態の当ブログなので、今は一喜一憂というより一憂一憂ですけども。
それでもやっぱり見ちゃうわけで、「アドセンスアプリを覗く時間」を例えばひと月で考えると、結構な数字が出てくるんじゃないでしょうか。
よく考えたらその時間は非常にもったいない。
その時間がなくなると考えれば、よりよい時間の使い方だってできるのでかえって宜しいかもしれません。瀕死の収益を見て精神を病むこともなくなりますしね。
最後に
とか言って、Web版のみになってもChromeでバンバン見るんだろうな、きっと。
まぁどうあれ、今後の発表もちゃんと抑えましょうね。