救いがない映画が好き
ぼくは、後味が悪い映画が異常に好きです。まぁ、あんまり見ないんですけどね。主人公が奮闘の末死んだり、救われないまま終わるやつ、とにかく救いがなくて、後味が悪くて、胸糞な展開だったりする映画が好き。
若いときはアクションやコメディが好きだったんですけども(もちろん今も好きですけど)、予定調和なハッピーエンドが嫌いなんです。
分かりやすくいうと、『レオン』なんかレオンが死ぬからいいんであって、あれだけ人殺しといて自分が救われてハッピーエンドとかあり得ませんよねって考えです。
まぁこれは、ぼくが「人が落ちぶれるさまを見るのが好き」という人でなしの性格をしてるからかもしれませんけども、とにかくなんか心に変な爪痕を残していく映画が好きなんです。
だから、古今東西のそういう映画を観まくりたい。
後味が悪い映画をボンヤリと探す日々
しかし、映画については進んで情報を集めることもしないくらいのレベルで、趣味として映画ってのはかなり優先順位が低いぼくです。そういう映画がどれほどあってどれほど後味が悪く救いがなく胸糞なのかを知りません。「面白い映画ないかなぁ」とボンヤリと検索して「おっ」と思ったやつを見る程度です。
それも休日の時間があるときに時間を割く程度なので、全然胸糞映画を消化できません。
誰か集めて紹介してくれ!と常に思っています。ええ、他力本願です。
宮岡太郎監督の『後味が悪すぎる49本の映画』
そんなぼくがXでフォローしているアカウントに、宮岡太郎監督がいらっしゃいます。140文字以内でいろんな映画を紹介してくれています。宮岡監督はあの『成れの果て』を撮られた監督ですから、まぁ色んな胸糞映画を紹介してくれます(今までウォッチしてるとむしろそれがメインなカンジですね)。
ぼくは監督のポストを見て『成れの果て』やら『凶悪』やらに興味を持って観たんですよね。まぁとにかくありがたい。
そんなありがたり宮岡監督が、今度書籍を出すそうです。これが「胸糞映画をまとめて紹介してくれ!」と常々思っていたぼくにピッタリなんですよ。
なんせタイトルが『後味が悪すぎる49本の映画』。49本ってところがまたいいですね。
もうこの表紙だけで読みたくてたまらないですね。
これはもう間違いなく、ぼくのようなライトな胸糞映画愛好家にはピッタリでしょう。読む前からわかる。
2024年1月29日に発売となるそうなので、チェックチェック!
最後に
というわけで、予約しました。
早くこの本で救いがなくて後味が悪くて胸糞な映画を勉強してそして観賞してイヤな気分になりたい!とワクワクしています。