今年は大物がフリーエージェントで動いて活性化しているプロ野球のストーブリーグですが、ここにきて大物投手の移籍が現実味を帯びてきました。
オリックス・バファローズのエース、金子千尋投手がその人です。
金子千尋オリックス退団のワケ
プロ13年で通算120勝をあげ、最多勝2回、2014年には沢村賞も獲得したほどの投手がなぜチームを去ることになるんでしょう。確かに今シーズンは4勝7敗と奮わない成績で終わり、もう35歳になったベテランですけども。
噂では、日本人最高の推定6億円の年俸から、5億減の1億円をチームから提示されて金子投手が硬化し、自由契約を希望していたとか。
確かに、そうなると、チームとしてはもう伸びしろのないベテランにカネを払いたくない、金子投手としては年俸が1/5とかになったらやってらんない、となって双方が妥協点を見いだせる状況ではなくなります。
金子投手の退団は、まぁ仕方のないところでしょう。
埼玉西武ライオンズは金子千尋投手を獲得すべし
さて、ここからは埼玉西武ライオンズファンとして書きます。埼玉西武ライオンズは金子投手を獲得すべきです。
埼玉西武ライオンズは2018年、リーグ優勝を果たしたものの見事なまでの投弱だったわけですし。しかもそこから菊池雄星投手が抜ける。
まぁ、先発としてはどうなるか正直言ってわかりませんけども、だとしたらリリーバーも不足してますからライオンズは!短いイニングで抑えてくれる核がリリーフ陣にも欲しいところです。
いやもうめんどくさい御託は並べなくていい。ライオンズは投手が足りない。間違いなく足りない。浅村選手、炭谷選手の資金も浮くだろうし、そうだなぁ、単年1億5000万くらいで来てくれるなら面白いことになるんじゃないかなぁ。
金子投手はまだ活躍できるのか
しかし、金子投手はまだ死んでいないのか、というキビシイ問題があります。年齢を考えれば本当に活躍できるかどうか、年俸に見合う数字を残せるかどうかは、ハッキリ言ってわかりません。
しかし、ライオンズなら、あの打線の援護があるなら、ある程度の数字はついてくるんじゃないでしょうか。なんてったって、多和田信三郎投手が防御率3.81で16勝挙げられましたからね。これはそのときの兼ね合いがあるから数字だけで判断できるものではないですけど、可能性として。
最後に
12球団見まわして、金子投手を一番必要としている球団は埼玉西武ライオンズでしょう。だから、獲得してもいいと思います。
ただ、ライオンズは外様をガッツリ獲りに行くことはしないんですよね。だったら若手の成長に期待するという。今年の優勝もその辛抱の賜物だったりしますからね。
さぁ、金子投手、どの球団に行くんでしょうか。注目です。