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『ドキドキ文芸部!』のドキドキはそんな生ぬるいドキドキじゃなかった

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長男にオススメされた『ドキドキ文芸部!』

長男とゲームの話をしているときに、彼がふいに「お父さんに遊んでもらいたいゲームがある」と言ってきました。

「何?」と聞くと「ドキドキ文芸部!」だという

どきどきぶんげいぶ?

ぼくは今長男のおさがりのPCを使ってるんだけど、Steamでライブラリが共有されてて『Doki Doki Literature Club』というのがあったけどあれか。あの『ときめきメモリアル』あるいは『同級生』みたいな恋愛シミュレーションみたいなやつ。

「あのな、ああいうゲームはもうやらんてオッサンやし」というと「いや、違うんだよ。違うの。遊べばわかる」とか言いやがる。

ならば遊んでみるか、と遊んだのが運のツキ。若干プレイしたことを後悔しつつズルズルとプレイを続けています。

『ドキドキ文芸部!』とは

『ドキドキ文芸部!』、まぁ随分前に話題となった人気のゲームなので知ってる人は多いと思いますが、一応そこから。

『ドキドキ文芸部!』(ドキドキぶんげいぶ、原題: 英: Doki Doki Literature Club!、略称: DDLC)は、チーム・サルバトによって開発されたインディーズ・フリーゲーム。ジャンルはビジュアルノベル。Windows、macOSおよびLinux版がitch.ioにて2017年9月22日にリリースされた。その後Steamでも10月6日にリリースされ、2021年6月時点で1000万DLを超えている。

2021年7月1日には、HDリマスター化に加え新要素を追加した『ドキドキ文芸部プラス!』(原題: 英: Doki Doki Literature Club Plus!)がPCおよび家庭用ゲーム機向けに発売された(詳細は後述)。

引用:ドキドキ文芸部! - Wikipedia

ビジュアルノベルなので、プレイヤーはテキストを読んで分岐点で選択肢を選びながらストーリーを進めていきます。選択によってストーリーが分岐していくわけですね。

昔、日本のPC史上がDOS/Vに席巻されてPC98ではエロゲーばっかりリリースされていた時期にたくさんあった、今アラフィフのPCゲーマーならたくさん遊んだであろうああいうゲームみたいなやつです。

ああいうゲームみたいなやつのはずです…。

『ドキドキ文芸部!』遊んでみた!

やたらと遊べ遊べいう長男がうるさいのでついに遊んだわけですが、まず起動するとタイトル画面がこんなん。

ドキドキ文芸部!

うわぁ何だよこれもういいよこんな絵の娘たちと恋愛すんのキツいよカンベンしてよ、と思いつつ「あれ?英語だ」とか思いました。「ああそうか、こんな見た目だけど海外製なのか」と日本語化をググってみたら非公式で日本語にできるみたいなのでサクっと日本語化してプレイ開始。

ブツブツ…ったく今さらこんなゲームを…ブツブツ…こちとらこんなやつ目が腐るほどやってきとんねんこっちは…ブツブツ…とか乗り気なくテキストをザーっと読んでマウスをポチポチしてたら勢ぞろい。

ドキドキ文芸部!

ああ、彼女らと仲良くなるのね、これから一生懸命フラグを立てては回収する作業が始まるわけだ、ああキツい!

もうやめようかと思ったんですけど、ウチのゲーム好きの長男はぼくのゲームの好みも熟知しているのです。その彼がぼくに強くすすめてきているのです。何かあるんだろうな…、と思うととりあえず進めるしかないじゃないか!

なので、「はいはい、ワードを選んで詩を作るのね、はいはい、あーなるほどそれぞれの女の子が好きそうなワードがあるのか、はいはい、じゃあとりあえずユリちゃんにアプローチすっかな、ユリちゃんなかなかダークなワードが好きなのね、へー、ああそう、もうすぐ文化祭なんだ、ありきたりなストーリーだね、割とダルいね」なんてマウスをポチポチやってたら、衝撃的な展開になって終わってしまいました。

なるほどね…そういうやつね…。そういえばなんとなく彼女らのやり取りも不穏ではあったけどね…。

しかし、それだけ!?なんだよこれ!?長男は繰り返し遊んでると言ってたけど、確かに重くはあってそれぞれの女の子のストーリーは気になるけどリプレイ性なくない?

と思ってたらタイトル画面になって「あれ?ニューゲームが…?」となってとりあえず2回目に突入してみたら「え…?え…?」ってなって、さらに…。

詳しくは言えないが、遊んでみて

と、プレイレビューはここまで。わざと詳しくは書いてません。気になる人は、遊んで確かめてみてほしいし、このゲームは事前情報を入れちゃうと面白さがきっと減少してしまうので、ここまでなのです。

しかし、もうちょっと書いてみましょうか。遊ぼうと思ってる人はここで帰ってもらってかまいません。

まず言っちゃうと、これ、恋愛ビジュアルノベルではありません。その皮をかぶったサイコホラーゲームです。そういうの苦手な人はプレイしないほうがいいです。ゲームスタート時に不釣り合いな警告が出ると思ったらコレか、ってカンジです。まぁ、「美少女ゲーに見せかけて実はホラーです」ってゲームも実は多いです。しかし、この『ドキドキ文芸部!』がその系列のゲームかと言うと、それも違う。

このゲームは、メタフィクション性が実に高いのです。

ゲームを進めていくと、モニターの中と現実世界の境界が曖昧になってきてゾワっとしますよ。そして、いずれ境界は完全になくなります。プレイヤーがゲーム攻略のために何かをしなければならないときも来るでしょう。

なんというか、挑戦的なゲームですねぇ。

最後に

まぁ、今さら、ですけどね。

もし「なにこのギャルゲー」と避けていた人や知らなかった人が居たら遊んでみることをオススメします。このゲームでしか遊べない感触があります。『プラス!』のほうはサイドストーリーが追加されたりしてるようなので、今からならそっちを遊んだほうがいいかもしれません。

でも、ショッキングな表現が苦手な人はやめたほうがいいです。ご注意を。