コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

うっかりイートイン脱税をしてしまい、正直に申し出たらいらないと言われた

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


先日、うっかりイートイン脱税をしてしまいました。

そしたら軽減税率って一体何なん?ってなったお話。

イートイン脱税とは

2019年10月1日から、消費税が8%から10%に引き上げられました。しかしそれと同時に軽減税率も導入され、「外食・酒類を除く飲食料品」は8%のままとなっています。これにより、ファストフード店やイートインのあるコンビニなどではその店内で食べると10%、持ち帰りにすると8%になります。

そこで登場したのが、「持って帰る」と言って購入して実は店内で食べるセコいやつです。要は、差額2%をなんとか得しようとするセコいやつがいるんですが、こういうことをするやつのことを「イートイン脱税」と言うらしい。

こういうキャッチーで意味のない言葉って最近本当に多いですが、どこから出てくるんですかね?

ともあれ、軽減税率によって「イートイン脱税」は本当に増えているそうです。そして、そうやって「イートイン脱税をするやつをいちいちチクる「正義マン」も横行しているそうな。なかなかめんどくさい世の中になってますね。「イートイン脱税マン」も「正義マン」も両方「めんどくさいマン」じゃ!書いてます。

イートイン脱税 正義マン 軽減税率

正義マンはコンビニで買って公園で食べるから8%

うっかり「イートイン脱税」をしてしまった

そんな「イートイン脱税」を、うっかりやってしまいました。

その日は仕事で、車で茨城県のつくば市に行ったあと同乗の同僚が車を使って顧客を回るというのでひとりで車を降りてフルローラーで歩く(歩きまくって全部ピンポン押して回る飛び込み営業の基本ワザ)予定でした。

コンビニで昼食を

「さて、今日はやるぞお!」と意気込んだものの、車を降りたのはちょうど昼の12時。昼メシどきです。

ワザとメシ食ってるときに行ってオトすテクニックもありますが、そういう時間は避けるのが営業の定石。なのでぼくは降りたのがちょうどファミリーマートだったので、軽く昼メシを取って1時から回ることにしたのです。

ファミリーマートはコンビニで割と早めにイートインを開設した店舗で(ぼくの感覚ではミニストップの次)、クソだけどWiFiも飛んでるしスマホが充電できるコンセントもある。吉本芸人を使った店内放送はウザいけれども、比較的快適なコンビニです。そこでぼくは店内に入りサンドイッチとコーヒーを買ってイートインに座り時間を潰すことにしたのです。

イートインの一番奥にあった貼り紙

スマホを充電しつつ『風来のシレン』を遊びながらモソモソとサンドイッチを食べコーヒーを飲むぼく。ふとイートインの一番奥にある従業員通用口みたいなドアのとなりに貼り紙を見つけました。

見てみると、「軽減税率により持って帰るのとイートインで食べるのとでは消費税額が変わるから買うときに言ってね♡」みたいなことが書いてありました。

最初は「そうそう、めんどくさいよな、記事にしたよフフン」なんて思ってたんですが、気付きました。

ぼくってば何にも言わなかったから消費税8%しか払ってないのにイートインに座ってサンドイッチを食べてるし、何ならコーヒーも飲んでる!

完全にウッカリしてました。そういえばそうだよな10%だよ店内で食べるなら。忘れてた!うわああああ、めんどくせい正義マンはいないだろうな。しかしぼくが悪いんだよな言わなかったから。

何だか一気に犯罪者になった気分です。無性にドキドキする。どうしよう。とりあえずツイートしました。

しかし、そういう貼り紙をイートインの一番奥、座らなければ気づかないところに貼るなよレジの横にでも貼っとけよ!と思うものの脱税したのはぼくです。

重ねて言いますけど、全然忘れてましたからね!ワザとじゃないですよ!

罪を償いたいので正直に申し出た

しかし、このままサンドイッチを食べコーヒーを飲んでいても、脱税しながらでは全然おいしくはない。しかし、ぼくは美味しく優雅に昼食を楽しみたい、コンビニだけど。

そこでぼくは、許されるかどうかわからないけれども自分の罪を正直に白状することにしました。

店内に他のお客さんがいなくなったときを見計らって、「あのお、すみません。ぼくそこで食べたんですけど言ってなくて。レシートみたらやっぱり消費税が8%で。ここで食べたら10%ですよね?差額払いますいくらですか?」と店員さんに懺悔しました。

そしたら拍子抜けする言葉が。

「ああ、いいですよいいですよ気にしないで。差額などいただかなくて大丈夫ですよ」

え?いいの?しかしぼくは脱税などはしたくはないのです!

「大げさですね」

え?大げさ?何それ?軽減税率ってそんなに軽いもんなの?と思ったものの、ぼくは要らんというものを渡すほど酔狂でもないのでそのまま席に戻り、ランチを楽しみました。このまま告発されたら脱税で捕まる!と怯えながら。

最後に

店員さんのご厚意により、ぼくは脱税の罪を背負うことなく元気に今も生きています。ありがとう!ファミマの店員さん!

それにしても、この外食関連の軽減税率は本当にめんどくさいですね。そもそもイートインで食べることを「外食」と定義しているのはどうかと思いますけども。

何と言うか、特に「外食」に関する軽減税率は、とにかくガバガバでグダグダな制度だと言わざるを得ないカンジですね。これからどんどんブラッシュアップしていくべきでしょう。そうしないと、ぼくのような善良で気の弱い市民が今回のように戸惑うことになってしまいますから(え?)。