さて、前回書いたとおり、やっとインストールしてキャラを作ったレトロチックな超大作RPG『Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar』。
あれから5日ほど経ちまして、どれくらいプレイが進んだかを書こうと思ったんですが、なんと言うか、全然進んでねぇ!
なんだったら、まだスタートしたエリアでウロウロしてるだけで、全員がやっとレベル2になったところです。
遅々としすぎ!
いやでもしかし、これはしょうがないのです。どうしようもないのです。もうその理由をネタにするしかないのです。
『Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar』停滞の理由
というわけで、一体なぜこのゲームのプレイが遅々として進んでいないのか、その理由を書いていきましょう。
理由その①どうすればいいのかわからない
このゲーム、プレイ開始となるとなんだか森の中にほっぽり出されます。え?なんでいきなり?と思うかもしれませんが、まぁ昔のRPGではよくあったことです。『ハイドライド』なんか、いきなり世界の真ん中に放り出されて、自分のほかに人影はまったくないんですから。
だから、それはそんなもんだと思うんですけども、そうであれば行くべき場所を歩いて探さなければなりません。しかし、どこまで行けば大丈夫なのかわかりません。下手に動き回って太刀打ちできないモンスターと出会うのも嫌だし!
スタートして数歩歩いたらこんなハシゴがあったりします。
このハシゴを降りたらどこに着くの?どうなってしまうの?なんてことは一切語られないので、降りられません。
なんだよこの入口は入ったら絶対マズいやつのような気がする…。まだだめでしょこれ中まっくらだよ!
こういうのを避けてたらなんかいかにもザコっぽい盗賊集団が。その名も「グリーン・ハンド・ギャング」!だせぇ!
実は、だせぇコイツらに1回全滅させられました。なのでとりあえず避けることになるんですが、こういうのを避けてると行く場所がなかったりします。
ハシゴを降りるのも暗い入り口に入るのもイヤだ…だとしたらグリーン・ハンド・ギャングと渡り合えるまでザコ(イモムシと花)を狩りまくるしかないのか…。
そんなことを、全滅しつつも考えてトライ・アンド・エラーで慎重に遊ぶことになるのです。そりゃ進まないわ…。
理由その②英語を理解するのに時間がかかる
この『Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar』はウィザードリィにも関わった人が作ったゲームです。つまり、作ったのは外人さん。ということは、テキストは全て英語。そして、日本語には対応していない。
つまり、このゲームで遊ぶには英語を読まなければならないのです。これがなかなか大変で。
例えばこの妖精さん。
スタート地点からすぐ近くで現れるこの妖精さん、いろいろとしゃべります。
画面中央下のウィンドウにテキストがあり、その右下にエンターキーのマークがあると思いますけども、この妖精エンターキーを何回も押さなければならないほどしゃべります。
長ぇよ!
ぼくは英語については大体サーッと読んで意味をつかむくらいには得意なんですけども、このゲームのSteamのコメント欄を見てるとNPCは「シレッとクエストのヒントを言う」ことが多いらしく、もしかしたら一字一句シッカリ理解しないとダメなのかもしれません。
なんてことを考えると、わからなければいちいち翻訳しといたほうがいいんですよね。そりゃ時間食うわ。
個人的には、『Helherron』を訳しながら遊んでた日々の記憶がよみがえります。
理由その③そもそも時間がない
時間というものは唯一どの人にも完全に平等に与えられるものです。みんなキッカリ1日24時間。その平等なリソースである時間をどう使うかでその人の一生は決まると思ってます。
なんてことはどうでもよくて、ぼくの場合、仕事と家族の時間と寝る時間とメシの時間とウンコの時間を24時間から引いた時間が自分の時間となるわけですが、それが大体2時間~3時間くらいです。具体的に言うと0時から3時くらい。
その間にブログ書いたりゲームやったり本を読んだりするわけですが、ブログ書くのに1時間~2時間、この時間は絶対に外せません。そして残りの時間は今はスマホで『風来のシレン』を遊ぶのでほぼ消費してしまっています。本読めよ。
なので、現状はブログの時間とシレンの時間をちょっとずつ割いてこの『Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar』の時間に充てています。それでやっと多くて30分強。
そりゃ進まねぇわ!
しかし楽しい『Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar』
というわけで、ちょっとの時間でちょっとずつ進めようとしている結果、まだスタート地点でウロウロしているだけなぼくの冒険者たち。
しかしそれでも、めちゃくちゃ楽しいのです。
ドキドキしながら1歩1歩フィールドを確かめるように歩き、なにかメッセージが出たら翻訳し、敵が現れたら全力で戦い、そしてジワジワとキャラを育て上げていく…。
まるで出会ったころのRPGを遊んでるようです。あのころのドキドキを思い出しながら遊んでると、たとえ進展がなくても幸せなんですよ、オッサンレトロゲーマーは。
しかしやっぱり翻訳の時間がキツいな…。これ日本人のプレイヤーは挫折しちゃう人多くなっちゃうかもしれません。それはもったいないからテキストの訳をひたすらあげてくブログをやろうかとちょっと思ったけど、それまた時間を取られちゃうからなぁ…。
まぁともあれ、めちゃくちゃ面白いよこのゲーム!
とりあえず行動範囲が広げられるようにイモムシを倒しまくるんだ!
最後に
それにしても、Steamによると総プレイ時間は600時間を越えるそうですよ、このゲーム。
1日30分だと1200日かかるってことですよね。今のペースで毎日やって3年以上か…。
とりあえず飽きるまでボチボチやっていこう、めちゃくちゃ面白いのは間違いないし!(ただし人を選ぶ)