先日仕事中に昼メシに入った古い定食屋。
テレビがついててNHK。ちょうどやってた番組は『NHKのど自慢』。
あれって歌自慢の素人さんが歌って自己満足を満たしたあと、2組のプロの歌い手さんが歌って力の差を見せつけるじゃないですか。
考えようによっちゃそれだけで十分地獄なわけですが、これに輪をかけた地獄絵図をそのとき見ることが出来ました。
そういうの見るの嫌いじゃないけど、ちょっと可哀そうじゃない?と思った次第。
『NHKのど自慢』で目撃した地獄絵図
そのメシ屋に入ったとき、番組はもう後半。
メシを注文して待つ間、何組かの素人さんが下手ながら満足そうに恥ずかしげもなく歌ってました。
そしてメシが来たころ、実力を見せつけるプロの出番。メシに集中するためにテレビから目を離したら若い女性の声でお世辞にもウマいと言えない歌が。
「あれ???もうゲストの歌じゃなかったかな???まだ自己満足を得たい素人さんが???」なんて思いながらテレビを見てみると、某アイドルグループでした。
「うわぁ…」ぼくは絶句しました。隣でメシ食ってた別のお客さんも「あれ?ゲストって言ってなかった?」とか小さい声でコソコソ言ってる始末。だって、鐘ひとつの素人さんより…。
しかも、そのあと出てきた2組目のゲストが堀内孝雄さん。ガチやん。差を見せつけるために?としか思えないキャスティング。
ちょっとなぁ、何とも言えんが、かわいそうじゃない?あの子たち、心折れてないかしら。ちょっと心配になっちゃいました。
『NHKのど自慢』はちょっと考えたほうがいいんじゃないのか
ぼくは別にアイドルグループのことを「歌ヘタだ!」とバカにするつもりはありません。でも、あの番組、生演奏の生歌じゃないですか。モロに出ちゃうよね。
NHKさんは、キャスティングをもうちょっと考えたほうがいいんじゃないでしょうか。
まぁ、ゲスト側から「是非とも出してくれ」という売り込みもあるでしょうし、もしかしたら現状を知りメンタルを鍛えようってアイドル運営の思惑もあるのかもしれない。
でも、だったら、もう1組のゲストと登場する素人さんもヘタで揃えるとかすればいいのに。
まぁ、キャスティングだってそんな簡単じゃないんでしょうけども。
ただただ、テレビ見てて「ああ、可哀そう」なんて思いたくないんですよ。
最後に
まぁ、他意はありません。
そして、別に見ない番組だからどうでもいい。
しかし、だからこそ衝撃を受けちゃったので書いた次第です。
ていうか、個人的にはメシ屋のテレビ要らないと思うんですけど、どう?