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NHK『時事ネタ王2018』のネタの評価方法が納得できなかった

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NHKで『時事ネタ王2018』という番組をやってました。お笑い芸人が2018年の時事ニュースをネタにして笑いを獲るという番組でした。

番組冒頭から「は?」ってなりました。

時事ネタ王2018
(画像掲載元:千鳥MC「時事ネタ王」かまいたち、アルピー、三拍子、ハナコら挑戦 - お笑いナタリー

時事ネタ王2018

『時事ネタ王2018』は2018年12月22日にNHKにて放送されたお笑いネタ番組です。

2018年の重大ニュースを“笑い”で振り返る「時事ネタ王」。政治や国際、経済など様々なジャンルの時事問題と、お笑い芸人たちが真正面に向かい合う!戦いを見守るMCには、千鳥と広瀬アリス。さらに、賞レース常連の実力派ネタ芸人たちが大集合!はたして、芸人たちは難解なニュースをわかりやすく“時事ネタ”に変えられるのか!?NHKがお届けするジャーナルなお笑い番組。

引用元:時事ネタ王2018~ニュースVS芸人~ - NHK

ネタを披露したのは、アルコ&ピース、かまいたち、カミナリ、三拍子、ハナコ、横澤夏子の6組。

彼らが2018年の時事問題をネタにして披露したわけですね。

MCは千鳥と広瀬アリス。

広瀬アリス!

ネタは面白かった

『時事ネタ王2018』は、元々時事ネタの笑いが大好物なぼくなので楽しみにしていた番組です。そして、実際ネタは面白かった。

みんなそれぞれ、時事ニュースをネタに取り込み、それを笑いにしようと考え抜かれたネタってカンジで大変楽しませていただきました。

特に、普段から時事ネタをやっている三拍子はさすが!といったカンジで、一番笑ったなぁ。

時事ネタがわからない審査員たち

それなのに番組冒頭から「は?」となったのはなぜか。

それは、ひとえに審査方法にありました。

この番組は、一番面白かったとおもった芸人を現場にいる審査員が評価して挙げ、その票が一番多かった芸人が優勝するというものでした。別にそれは悪くない。

しかし、問題は審査する人たちです。

番組では嬉しそうに「普段ニュースを見たりしない若い女性が審査します」みたいなことを冒頭で言っていたわけですよ。

「は?」ですよ。

だって、時事ネタに絶対に必要なのは風刺です。そしてウィットとユーモア。

それを感じるには元の時事を興味を持って知っておいて自分なりの考えや思いを持っておかなければなりません。そしてそれは、普段ニュースを見て培っておかないと。

それがないやつらに時事ネタを見せて審査させても意味ありません。

芸人たちがせっかくウマいネタを考えてきて披露してるのに、表面上笑えるところでしか笑えない人が審査してるんです。

そうなると、優勝はかまいたちかハナコ、大穴でカミナリだろうな、と思ってたら案の定ハナコ。

なんだかなぁ。

最後に

あ、別に審査をしていた若い女性たちバカにしてるわけじゃありません。政治や社会を知ろうとしなくてものほほんと生きることができるのが現代社会のいいところですから。彼女たちが何も考えずに常にケラケラ笑ってられるのは素晴らしいことです。いや、嫌味じゃなくて、つまりは「一般女性が審査する」って言えば全然オッケーなのに、わざわざ「普段ニュースを見ない~」って言っちゃうNHKのセンスが無さすぎるんです。センスが無いというか何も考えてないというか…。

でも、『R-1ぐらんぷり』を制覇してから人気のハナコが優勝したっていうのも、よく考えたら“時事ネタ”と言っていいかもしれないなぁ。