『古事記』。
乞食じゃないですよ『古事記』です。
そのワードは歴史の授業で聞いたことあるなーってくらいしか思わない人が多いと思いますけど、それだともったいないんです!
『古事記』なかなか面白いですから。
(画像掲載元:天照大神 - Wikipedia)
みんな『古事記』を読まない
古事記(こじき、ふることふみ、ふることぶみ)は、一般に現存する日本最古の歴史書であるとされる。その序によれば、和銅5年(712年)に太安万侶が編纂し、元明天皇に献上された。上・中・下の3巻。内容は天地開闢 (日本神話)から推古天皇の記事を記述する。
引用元:古事記 - Wikipedia
『古事記』は日本の最古の歴史書ですね、ザックリ言うと。しかし、古すぎてもう神話ですよ神話。
だからなかなか荒唐無稽なんですけど、内容を知っていくとなかなか面白いんです。ギリシャ神話や北欧神話とかに引けを取らないほどの面白さですよ。
でもみんな読まない。
出てくるお話とかワードとかは知ってるでしょう?
ヤマトタケルだとか、ヤマタノオロチだとか、因幡の白兎だとか、アマテラスだとか、天岩戸だとか。
でも『古事記』について知ってるのはその程度って人がほとんどです。
中田敦彦のYouTube大学の『古事記』
しかし、『古事記』を知らないのはもったいないのです。面白いから。さすがに歴史書として読むのはキツいですが、神話としてファンタジーとして読んだらのめり込んじゃうほど面白い。
しかし、最近の人たちはスマホで動画や漫画ばっかりみて活字を苦手としているそうな。みんな本を読まなきゃダメよ、本を。バカみたいにスマホばっかり見て…というのはこの記事の主旨とは違うので横に置いといて。今回は、活字を苦手としている人が『古事記』を理解することができるものをご紹介したい。
中田敦彦のYouTube大学
それが「中田敦彦のYouTube大学」。
お笑い芸人・オリエンタルラジオの中田敦彦さんが持っているYouTubeチャンネルで、あっちゃんが色んなことを講義してくれているわけです、一方的に。
チャンネルページにいくと、まぁ彼のサロンへの招待もされちゃうわけですがそんなのは無視して動画を見ればいいんですよ。
で、見てみると歴史から経済から色んなことを教えてくれて、やっぱり頭がいいから話し方がすこぶるウマいので段々と引き込まれていくんですよね。すっかり見てるほうが頭がよくなった気分になっちゃうやつです。
最近だと乙武洋匡さんやテリー伊藤さんとコラボとかもやってて、まぁそういうのは見てないんですけど、これなんか面白いですよ。
『古事記』動画
さて。創価学会の動画を紹介している場合ではありません。『古事記』です。
「中田敦彦のYouTube大学」の『古事記』の動画は全部で4本あります。2時間くらい。これぶっ通しでしゃべってるっぽいです。素晴らしい!
2時間しゃべっててもザックリとした内容なんですけど、流れが滅茶苦茶わかりやすいです。『古事記』ってどうせ神話ですから内容をつきつめる必要はないんですよね。歴史って初めて触れるときは流れを知れば面白さがわかるし、流れを掴めばあとは自然に頭に入ってくるってことを中田さんはよくわかってらっしゃるんだと思います。
とにかく時間があるときにでも見てみてください。「え~、2時間も~?」とか思うかもしれませんが、一旦見始めると止まりませんから。そして、最後まで見ると、なぜ『古事記』があまり読まれてないかという謎もわかります。
最後に
というわけで、「中田敦彦は現代の稗田阿礼か本居宣長か」というお話でした(違う)。
しかし、こういうのをこういう風にしゃべれたら気持ちいいだろうなぁ。羨ましい。