同い年のお医者さんが、こんなツイートを。
昨日で50歳になったのですが、人間って50年以上活動するようには造られてないと思うんです。ここ数年で、目は急速に見えなくなるし、首・肩・腰の痛みは酷くなる一方ですし。疲れやすくなるし。記憶力は著しく低下するし。これ私だけじゃないですよね?これであってます?50歳以上経験者の方々!
— 林淑朗 (@yoshirohayashi) June 21, 2022
これ、ぼくも若いやつに最近言うんですよ。
「寿命が延びたとて、身体の限界自体は昔と変わらんと思う」
これだけ体がガタガタになると、切にそう思いますね。
from PxHere
ガタガタのオッサンの身体
ぼくの体のガタガタボロボロ具合はこれまでにいろいろ書いてきてまとめてもあります。
47歳のときに書いて48歳で更新してますね、また新たに書きたいことはあるので今度追記して50歳バージョンにしましょうかね。
ともあれ、糖尿腰痛ハゲ老眼などなどなどなど、見事なまでにガッタガタ。
でも、程度の差こそあれ、50前後のオッサンなんかこんなもんでしょう。
昔の寿命は50年未満
ザックリと調べてみると、日本人の平均寿命って30歳~40歳だそうです。江戸時代は大体30歳くらい~40歳すぎ、明治・大正期で44歳前後とのこと。
割り出し方とか、残ってる史料の信ぴょう性とか、細かいことを言ったらキリがありませんが、大体40歳くらいで人間死んでたということになると思います。
戦国時代や、石器時代などの厳しかったり戦争が多かったりする時代はもっと下がりますけども、戦国より前の平安時代で30歳くらいだそうですので、平和だったとしてもやっぱり40年生きれば御の字だったんでしょう。
でもおそらく、「もっと生きてぇなぁ」とは思ってなかったと思います。大体それくらいで死んじゃうことは分かってますから、人生設計もそれに基づいたものだったでしょうから。
寿命は延びたとて…
ところが今は寿命が延びて100年生きることも珍しくありません。
これは多分に医療の発達のおかげでしょう。
でもそれは、心臓が停止するのを先延ばしにできるようになっただけ。
おそらく身体自体は昔と変わらず40年くらいで機能や耐久力が損なわれてくるんだと思います。もし寿命が延びて身体も進化したなら、40過ぎに老眼や腰痛なんて出てこないはずです。でも出てくる。ということは、やっぱり人間の身体は40歳くらいが限界。
元気な人もいるにはいますが、そういう人は生まれつき頑丈か、衰えに気づいてないか、のどちらか、でしょうね。元気なのに突然ポックリなんてのは本人も周りも気づいてないがゆえでしょう。
最後に
人間は衰えた体を引きずって今日もゆく。心臓が止まるその日まで。
それは幸せなことなのかい?
夢や趣味を持つって、そういう意味では大事なんでしょうね。何もないのにただ長生きを願ってる人はみっともないですもんね。
ああ、しんど。