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砂漠を旅するキャラバンを見守るだけのガチ放置ゲーム『まぼろしキャラバン』遊んでみた

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2023年12月15日に『まぼろしキャラバン』というゲームが公式にリリースされました。

どうやら放置ゲームらしく、プレイヤーは砂漠を旅するキャラバンを見守るだけでできることが少ないという噂。

スマホの放置ゲームってデイリーイベントやら何やらで遊ばされることが多くて貧乏性の人は放置したくてもできないのが当たり前で疲れちゃうじゃないですか。ぼくもそうなんですけど。

たまにはまったりとしたゲームをやるのもいいかなってことでちょっといじってみました。

『まぼろしキャラバン』とは

旅するキャラバンを見守るって一体どういうことなのか、とにかく良く分からないのでSteamのストアページをチェックしてみましょう。

まず概要。

まぼろしキャラバンは沙漠を旅する見守り系・シミュレーションゲームです。

プレイヤーはキャラバンを観測する存在となって、彼らの旅を時に見守り、時に助言し、時に助けましょう。

キャラバンを観測する存在ってどんな存在なんでしょう。やっぱりよくわかりません。

さらに見てみると、「Not for meにならないための補足説明」があります。

Not for meにならないため?ああ、つまりは「このゲーム俺には合わん」となる可能性がある人にあらかじめ注意しときたいわけですね。

となると、このゲームは相当人を選ぶってことでしょうか。見てみましょう。

■分類上は放置ゲームに類しますが効率や成長を重視したゲームではありません。一般的に想起される放置ゲームの「ゲーム性」「やりこみ要素」「機能」等をお求めの場合、合わない可能性が高いです。

■幻想的・きらびやかな沙漠ではありません。埃と荒野とラクダと野盗の世界です。

■衝撃的な展開やひりつく要素はありません。終始落ち着いたゲームです。合わない方には「虚無ゲー」になります。

虚無ゲー…書いてることを見るに、あまりにもやることが無くて虚しくなっちゃうってことでしょうか。

とにかく、わけわからんのでもう遊んでみるしかありません。

とりあえず遊んでみた!

プレイヤーは最初にキャラバンの名前をつけます。ちなみに、「北河内センベロ隊」にしました。

そしたらオープニングです。

まぼろしキャラバン

画面の上部にラクダとそれに乗るキャラバンのリーダーが歩いています。プレイヤーは、これを見守るというわけです。

キャラバンは勝手に旅をして町や遺跡についたら勝手に交易をしてまた旅をします。そこにプレイヤーが出来ることはありません。マジで見守るだけ!

プレイヤーはキャラバンがゲットした魂を実体化して、解放できるようになったら解放してあげます。

魂はバンバンゲットできるので、キャラバンはすぐ大所帯になります。

まぼろしキャラバン

たまに全体マップを見て今まで行った町やキャラバンの現在地も確認しときましょう。確認だけです。

まぼろしキャラバン

おお、ここに居るのか。

で?

で?じゃありません。それだけです。確認したら地図を閉じてまたキャラバンの様子を見守りましょう。

………。

なるほど、「虚無ゲー」か…。

 

『まぼろしキャラバン』の面白さ

この『まぼろしキャラバン』、ビックリするほどの放置ゲームだということが分かりました。プレイヤーは魂を実体化して可能になったら解放する、それくらいしかやることがない。キャラバンのレベルを上げたりはしますけど。

じゃあ、このゲームの面白さって何だろう。

これはもう、「この世界に入り込み、そしてそれを知ること」に尽きると思います。

キャラバンが旅を続けていくと、町の人の話や仲間の種族の情報のログが貯まっていきます。そしてそれを「記録室」で確認することができます。

まぼろしキャラバン

プレイヤーはちょっとずつ解放されていくこれを読んで、徐々にこの砂漠の世界を知っていくことになります。

これが、楽しいし面白い。ちょっとずつ知っていって、この世界に思いを馳せるのです。

まぁ、ホントにこれだけ。

だから、ちゃんとゲームしたいって人にはホントに向いてないです。「これはゲームだ!」って思えない人も多いと思います。

確かに、ゲームというより環境ソフトと言ったほうがいいかもしれません。実際、ただただ見守るためにキャラバンだけを表示して他の作業をすることもできます。実は、この記事もそうやって見守りながら書いてたりします。

まぼろしキャラバン

こうやって「ああ、何かゲットしたのか。あっ、他のキャラバンがいる!こんにちは~」とかやってるのです。

見守りながらたまにちょっかいを出す、そんな風に異世界と緩く繋がる、そんな楽しさが分からない人にはトコトン向かないでしょう。

最後に

というわけで、『まぼろしキャラバン』は人を選びます。

知らない世界をちょっとずつ解明していく、そんな本を読むような感覚で楽しめる人だけがこのゲームを賞賛するのでしょう。

ぼくは、好きだなぁ。