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何もしないゲーム『Nothing』は本当に何もしないゲームだった

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先日、Steamで『Nothing』というゲームが登場しました。

なんだか「何もしないゲーム」ということらしいです。

「何もしないとはどういうことだ?それってゲームか?」と思ったのでモノは試しとプレイしてみたんですが、ホントに「何もしないゲーム」でした。

『Nothing』とは

『Nothing』とはいかなるゲームなのか、ストアページには次のように説明がなされています。

The hardest game you're ever going to play. Or is it?

Just do Nothing as the timer goes up.

If you do Something, you lose. If you don't like doing Nothing, go play Something instead.

訳してみましょう。

これまでプレイした中で一番難しいゲーム。

タイマーが動いてる間何もしないでください。

何かしたら負けです。何もしないのが嫌なら代わりに何かをしなさい。

ふむ。とにかく何もしなければいいんです。なるほど。つまんなそうですね。

 

プレイしてみた!

というわけでインストール、起動。

そしたらこんな画面です。

Nothing

「Press any key to start doing Nothing」

何もしないためにどれかキーを押してスタート、とあります。

ああそうか、じゃあとりあえずスタートとスペースキーを押しました。と、同時に「あっ、ブログ書くためにスクショ撮らなきゃ!」と思ってキーを叩きました。

そしたら、ゲームオーバー。

Nothing

「何もしなかったのは2秒です」と表示されてます。「いや…それは…スクショくらい撮らしてよ…カンベンしてよ…」と思っても後の祭りです。

何だこれ?

ホントに何にもできないじゃないの。

とまぁこんな風に、ホントに何もできません。少しでもキーボードやマウスに触れたら即終わりです。

先日紹介した『まぼろしキャラバン』も大概放置ゲーでしたが、それ以上ですよ、これ。

www.cobalog.com

『まぼろしキャラバン』はかろうじてプレイヤーがやることがありますが、『Nothing』はホントに何もできません。設定とかもない。それがフルスクリーンでPCを独占するので、起動したら本当に何もできません。何かしたらゲームオーバー。ゲーム内じゃなくて、起動したが最後、リアルに何もできないのです。

最後に

そんなわけなのでみなさん、『Nothing』を起動したらPCを捨てよ、町に出よう。そして歩いて季節の移ろいを肌で感じ、愛する人と食事を楽しみ、映画でもみよう。たまにはそんな時間を過ごすのもいいじゃないですか。そして帰ってPCを触るとどれだけの時間PCを触っていなかったかが分かります。「ああ、こんなにPC漬けになってたのか」と反省できるでしょう。

………。

タイマーじゃねぇか。