「何か甘いものが食べたい」
年をとってくると段々と疲れやすくなって、疲れてくるとそう思うことが多くなりました。うん、オッサンになったなぁと思う瞬間。
そんなとき、いっつも思い出すのが「パップラドンカルメ」。
パップラドンカルメ
パップラドンカルメ。
若い人は「何じゃそれ?」と思うしかない名称ですが、40代半ばの人は思い出すでしょうこの名前の響き。
パップラドンカルメとは、子供向けテレビ番組『ひらけ!ポンキッキ』で1978年より放送されていた歌『パップラドンカルメ』の中で歌われていた「未確認お菓子物体」です。これ。
(画像:https://www.youtube.com/watch?v=IB3SvQmwQPUより)
この、カレーパンマンの親戚みたいなやつがパップラドンカルメ。
ぼくらはいつも見ているテレビ番組で、いきなりフジテレビにこの謎のお菓子を突き付けられたのです。子供心に食べたくなるのは仕方ないでしょう?
パップラドンカルメとは一体どんなお菓子なのか?
しかし、食べたいと思ってもパップラドンカルメは謎の「未確認お菓子物体」なのです。歌の中でも歌われているとおり、お菓子屋に行ってもデパートに行っても見つけることができません。一体どんなお菓子なのか謎は深まるばかり。
なのでここで一回、歌をチェックしてみましょう。
聴いた上でパップラドンカルメについてまとめてみると…。
色はクリームみたいに真っ白でカステラみたいに四角い…っていきなり映像に出てくるやつと違うやん?
プリンやケーキみたいな味だと言ったと思ったらバナナみたいな味でメロンみたいな味だともいう…どっちなん?
そして、マシュマロみたいにプアプアでポップコーンみたいにモコモコ…うん、これは何となくわからんでもない…。
しかし、かなりの矛盾点が見受けられますね。まぁ、歌によれば噂のレベルを脱していないので仕方がない部分もありますが。
そんなわけで、こんなお菓子あるかーい!と当時から思っていたわけであります。一体パップラドンカルメってナニ!?
パップラドンカルメの正体を探る
当時は「こんなお菓子あるかーい!」で諦めもついたわけですが、くだらねぇことばっかり書くブロガーとなった今となってはネットを駆使してパップラドンカルメの正体を探ってみたいという欲求がモコモコプアプアと湧いてきちゃうわけです。こうなったらまたインターネットの海を漂うしかあるまい。
そしたら、現在ではパップラドンカルメは「未確認お菓子物体」ではないらしい。多くの人に目撃され、捕獲され、食べられているようです。
マカロンとかいうお菓子。
いつぞやから何だか市民権を得ていますが、このマカロンを食したり見たりした(おそらく40代の)人たちは、マカロンを見て「パップラドンカルメ」と認識するようですよ。
少しずつマカロンを食べながら、プワプワだしモコモコしてるし、味もメロンみたいだしプリンみたいだしとぶつぶつ。何度もビデオを再生しては、確認するようにちょっとずつマカロンを味わってました。
引用元:パップラドンカルメを食べた息子
乗り換えの池袋で少しぶらついていたら、東武の地下売り場で、見てしまったんですよ。伝説のパップラドンカルメを!
なんか「フランボア」とか書いてありますが、これはどう見てもパップラドンカルメでしょう。
上記リンク先を見てみると、なかなかのパップラドンカルメ度。なるほどマカロンねー。
うん、手前の赤いの何かもうこれパップラドンカルメにしか見えないね。
しかし、確信が持てない。どうもマカロンってやつはしゃらくさくって、ぼくは食べたことがないから。
最後に
しかし、そのパップラドンカルメという名前から、ぼくはやっぱりカルメ焼きなんじゃないかと思うわけです。
こうなったらカルメ焼き屋さんに、モコモコでプアプアの四角くて白いプリンケーキバナナメロン味のカルメ焼きを作っていただきたい。そしたら万事解決です。映像とはビジュアルが全然違うけども、そこは目をつむろう。